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【材料】ブリヂストンは反落、19年12月期業績予想を下方修正

ブリヂストン <日足> 「株探」多機能チャートより
 ブリヂストン<5108>は反落している。前週末8日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、売上高を3兆6200億円から3兆4900億円(前期比4.4%減)へ、営業利益を3750億円から3300億円(同18.1%減)へ、純利益を2900億円から2750億円(同5.7%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 グローバルでOE(新車装着タイヤ)を中心に需要の弱さがみられることに加えて、アジア経済の減速や米中貿易摩擦による影響などを受けて、需要環境が一段と厳しくなると予想していることが要因。特にアジアの乗用車用OEやトラック・バス用OE、欧州のトラック・バス用OE、北米のトラック・バス用REP(市販用タイヤ)の需要予想を見直したという。また、想定為替レートは1ドル=107円から108円へ、1ユーロ122円から121円へそれぞれ修正した。

 なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高2兆6353億円(前年同期比1.5%減)、営業利益2503億4500万円(同13.9%減)、純利益2054億300万円(同6.4%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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