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【通貨】豪ドル週間見通し:もみ合いか、10月雇用統計に注目


■やや強含み、早期利下げの思惑後退で買い強まる

先週の先週の豪ドル・円はやや強含み。米中通商協議の早期進展への期待が高まり、豪ドル買いが先行した。豪準備銀行(中央銀行)は11月5日、政策金利を0.75%に据え置き、声明内容も従来通りの表現にとどまったことから、リスク回避の豪ドル売りは抑制された。取引レンジ:74円57銭-75円67銭。

■もみ合いか、10月雇用統計に注目

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。米中通商協議のさらなる進展への期待は持続しており、引き続き豪ドルの下支えとなる。豪準備銀行(中央銀行)は先週発表の声明で「労働市場の動向を注視」と表明しており、10月雇用統計が注目される。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・14日:10月雇用統計(9月:失業率5.2%、雇用者数+1.47万人、正規+2.62万人)

予想レンジ:74円20銭-76円20銭

《FA》

 提供:フィスコ

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