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【材料】<注目銘柄>=中本パックス、日中の新工場稼働で下期業績に期待

中本パックス <日足> 「株探」多機能チャートより
 中本パックス<7811>はグラビア印刷を軸に、ラミネートやクリーンコーティング事業を展開。食品包装のほか、電子部品向けコーティング、医薬品包装資材、建材、日用雑貨、自動車内装材の分野などに強みを持つ。

 10月15日に発表した20年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結経常利益は7億9400万円(前年同期比13.9%減)にとどまったが、これはIT・工業材向けが落ち込んだことが一因。ただ、半導体市況に持ち直しの兆しがみられることから、下期の改善に期待したい。また、稼働が遅れていた埼玉第三工場や滄州工場(中国河北省)が9月から量産を開始したことも下期業績に寄与することが見込まれる。

 株価は8月6日安値1392円と9月9日安値1380円、10月18日安値1396円で下値を確認したことで調整一巡感。足もとでは25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが目前に迫り、出直り機運を強めている。(参)

出所:MINKABU PRESS

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