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【市況】東京株式(前引け)=小幅安、売り買い交錯で方向感定まらず

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比3円52銭安の2万2747円08銭と小反落。前場の東証1部の売買高概算は5億2553万株、売買代金概算は1兆43億4000万円。値上がり銘柄数は991、対して値下がり銘柄数は1024、変わらずは140銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は売り買いが交錯。一時は買い優勢となったものの続かず方向感の定まらない展開となり、結局前日終値をわずかに割り込んでの前引けとなった。前日の米国株市場で主要株価指数が高安まちまちの展開だったほか、外国為替市場でも円安が一服しており買い手掛かり材料が不足している。日経平均は前日まで4連騰と水準を切り上げてきただけに、週末ということもあり利益確定の動きが上値を押さえた。

 個別では断トツの売買代金をこなしエーザイ<4523>が大幅高、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体関連株も買われた。安川電機<6506>、キーエンス<6861>も上昇。サイバネットシステム<4312>が急騰、信越ポリマー<7970>も値を飛ばした。半面、任天堂<7974>が下落、ソニー<6758>も軟調。ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。レッグス<4286>、エイトレッド<3969>が急落、クラレ<3405>も大幅安。enish<3667>、CEホールディングス<4320>なども安い。日本ケミファ<4539>も大きく利食われた。

出所:MINKABU PRESS

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