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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

ジェイテック <日足> 「株探」多機能チャートより

■ジェイテック <2479>  292円 (+80円、+37.7%) ストップ高

 ジェイテック <2479> [JQG]がストップ高。21日に発表した「外国人人材受け入れの登録認定」が買い材料。外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の登録認定を受けた。

■栄電子 <7567>  611円 (+100円、+19.6%) ストップ高

 栄電子 <7567> [JQ]がストップ高。ここ半導体関連の中小型株に物色人気が波及するなか、半導体製造装置用のスイッチング電源やコネクターを取り扱う同社株に需給相場の火がついた格好だ。今週初め、取引時間中に次第高の展開から大引けストップ高で引ける上ヒゲのない大陽線を示現したことで注目を集め、目先の上値指向の強さに着目した投機性の強い資金が攻勢を強める格好となった。今第1四半期業績は低調だったものの、下期以降は5Gに関連する企業の設投需要拡大の恩恵を享受するとみられている。

■エーザイ <4523>  6,534円 (+1,000円、+18.1%) ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。エーザイ <4523> がストップ高。22日、米バイオジェンと共同開発するアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」を米食品医薬品局(FDA)に承認申請する予定にあることを発表、これが株価を強く刺激した。22日の米株市場ではバイオジェンの株価が急騰しており、これを引き継ぐ形で同社株にも投資資金が集中した。

■さくらKCS <4761>  984円 (+150円、+18.0%) ストップ高

 さくらケーシーエス <4761> [東証2]がストップ高。21日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の1億円→3億4500万円に3.5倍上方修正したことが買い材料視された。消費増税に伴う駆け込み需要を背景に、産業関連部門でシステム機器を前倒し販売した案件があったほか、軽減税率対応案件が想定以上に増加したことが寄与。好採算案件の獲得や稼働率向上も上振れに貢献した。併せて、通期の同利益も従来予想の4億6000万円→4億8000万円に4.3%上方修正。増益率が19.8%増→25.0%増に拡大する見通しとなった。

■日本ケミファ <4539>  3,305円 (+500円、+17.8%) ストップ高

 東証1部の上昇率2位。日本ケミファ <4539> がストップ高の3305円に買われた。23日、1滴の血液から41種類のアレルギー検査ができるアレルギースクリーニング検査キット「ドロップスクリーン 特異的IgE測定キットST-1」について、製造販売の認証を取得したと発表しており、これが好感された。ケミファでは、理化学研究所(埼玉県和光市)の特許を用いたアレルギースクリーニング診断薬の研究を、理研と共同で進めており、今回の診断薬の開発はその成果。ドロップスクリーンは、「微量採血で受診者の負担を軽減し、アレルギー検査をより身近に」というコンセプトで開発が行われ、1滴(20マイクロリットル)の血液(全血、血漿、血清)で41項目のアレルゲンに対する検査を約30分で実施できるため、検査結果を速やかに受診者へ伝えることができるという。また、全血の場合は指先からの微量採血でよいことから、小児など注射器での採血に抵抗感のある受診者も、安心して検査が受けられるという。なお、発売は12月を予定している。

■小田原機器 <7314>  721円 (+100円、+16.1%) ストップ高

 小田原機器 <7314> [JQ]がストップ高。同社はバスの運賃収受器や精算システムなどを主力展開するが、21日取引終了後、交通系ICカード決済に特化した新型運賃箱を開発し、日立自動車交通に初納入したことを発表、これを材料視する買いが集中する格好となった。株価は8月中旬以来、600円台前半の底値圏でもみ合いを続けていたこともあって、値ごろ感も働いた。

■NSW <9739>  2,537円 (+192円、+8.2%)

 東証1部の上昇率6位。日本システムウエア <9739> が4日ぶり急反発。21日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→18.8億円に25.3%上方修正。増益率が4.4%増→30.8%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。企業の旺盛なIT投資需要を背景に、ITソリューション事業とサービスソリューション事業の業績が想定より伸びた。好採算案件の検収があったことなども利益上振れの要因となった。なお、通期の経常利益は従来予想の35.4億円(前期は34億円)を据え置いた。

■多木化 <4025>  4,610円 (+265円、+6.1%)

 多木化学 <4025> が続急伸。今朝のNHKニュースで「iPS細胞から作成した心臓の筋肉の細胞をシート状にして、重い心臓病の患者の心臓に直接貼り付ける手術について、大阪大学の研究グループが治験として実施したいと、近く審査機関に申請することが分かった」と報じられており、大阪大学と「自律拍動するiPS細胞由来心筋シート」を共同開発した同社に思惑的な買いが入ったようだ。

■北の達人 <2930>  679円 (+39円、+6.1%)

 北の達人コーポレーション <2930> が5日ぶり急反発。21日に発表した「株主優待制度を変更」が買い材料。株主優待制度の優待品を現行の定価3564円以上相当の自社製品から、目の下専用アイクリーム「メンズアイキララ」(定価4864円)に変更する。

■ベイカレント <6532>  5,540円 (+280円、+5.3%)

 ベイカレント・コンサルティング <6532> が続急伸。株価は一時、17日につけた最高値5590円に並んだ。同社は総合コンサルティング事業を展開しているが、IT投資などに絡むデジタルトランスフォーメーション(DX)関連の需要が好調。特に、RPAやAIなど業務効率化に関するプロジェクトの引き合いが強いようだ。大手証券からは、20年2月期の連結営業利益は会社予想51億円に対し61億円への増額修正を予想する見方も出ている。

■ACCESS <4813>  829円 (+35円、+4.4%)

 ACCESS <4813> [東証M]が大幅に3日続伸。23日の寄り前に、米国連結子会社IPインフュージョン(IPI)社が米国の大手情報通信・メディアコングロマリットであるAT&Tの子会社と通信キャリア向けネットワーク機器のホワイトボックス(ハードウェアとソフトウェアの分離)ソリューションに関するライセンス契約と業務提携契約を締結したと発表しており、これが好感された。今回の提携によりIPIは、「DANOS-Vyatta版」を商用ソリューションとして独占的に販売するほか、顧客向けのサポートサービスを提供するようになるという。また、IPIは自社が保有する技術を活用して「DANOS-Vyatta」ソリューション上に技術提供を行うとしている。

■イーレックス <9517>  1,435円 (+56円、+4.1%)

 イーレックス <9517> が大幅に3日続伸。23日付けの日本経済新聞朝刊で、「海外で再生可能エネルギー事業に参入する」と報じられており、これを材料視した買いが入った。記事によると、まずカンボジアで出力8万キロワットの中型水力発電所を新設するという。海外事業による成長を目指すほか、水力発電所の開発に伴い発生する木材をバイオマス発電の燃料に活用する狙いもあるとしており、業績への貢献が期待されている。

■ポーラHD <4927>  2,581円 (+76円、+3.0%)

 ポーラ・オルビスホールディングス <4927> が大幅反発。インバウンド関連として位置付けられる同社が、ここ中国の新電子取引法(EC法)の施行や為替による健康食品を中心とした転売需要の減少などを背景に、株価の調整を余儀なくされてきた。しかし、足もとテクニカル的には5日・25日移動平均線のゴールデンクロスで底離れを明示している状況にある。23日、肌診断から処方するカスタマイズサプリメントを展開するトリコ(東京・渋谷区)に出資したと発表しており、これも好感されたようだ。ポーラHDは18年2月に社内ベンチャー制度を立ち上げており、スタートアップ企業との協力に力を入れてきたが、今回の投資先数が累計で10社と国内化粧品業界においては最多としている。

■大日本住友 <4506>  1,797円 (+47円、+2.7%)

 大日本住友製薬 <4506> が4日ぶり反発。21日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の220億円→303億円に37.7%上方修正。従来の21.1%減益予想から一転して8.7%増益見通しとなったことが買い材料視された。各部門の売上高が堅調に推移する中、販管費が想定を下回ったことが寄与。買収にした2社に係る条件付対価公正価値が大きく減少することに伴い、費用の戻入を計上したことも利益を押し上げた。なお、通期の最終利益は従来予想の360億円(前期は486億円)を据え置いた。

■郵船 <9101>  1,983円 (+50円、+2.6%)

 日本郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽船 <9107> など海運株が上値指向を強めた。「海運」は東証1部33業種中で業種別値上がり率トップ。クドロー米国家経済会議委員長の発言を受け、米中協議への進展期待が再び高まっている。バルチック海運指数は足もと軟調な動きが続いているものの、中国の経済指標はまだら模様ながら目先的には発電量の月次データなどから底入れ観測も出ており、つれてグローバル物流回復に対する思惑も膨らんでいる。郵船や商船三井など海運大手は信用取組も大幅に売り長で株式需給面からも上値が軽い。

■リオン <6823>  2,660円 (+62円、+2.4%)

 リオン <6823> が反発。21日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の12億円→14億円に16.7%上方修正。増益率が8.0%増→26.0%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。主力の補聴器で2月に発売した中価格帯製品の販売が好調だったことが寄与。医用検査機器で聴力検査室の大口受注があったことも上振れに貢献した。なお、通期の経常利益は従来予想の29億円(前期は27.8億円)を据え置いた。

■国際石開帝石 <1605>  982.8円 (+18.9円、+2.0%)

 国際石油開発帝石 <1605> 、石油資源開発 <1662> など資源開発関連株が堅調。22日のWTI原油先物価格が85セント高の1バレル=54ドル16セント(終値ベース)と3日ぶり急反発、これを背景に22日の米国株市場ではNYダウが軟調ななかも、シェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が上昇した。これを引き継ぎ、東京市場でも原油価格と株価連動性の高い資源関連株に買い優勢の展開となった。

■クオールHD <3034>  1,516円 (+28円、+1.9%)

 クオールホールディングス <3034> が3日続伸。21日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を1600億円から1700億円(前期比17.4%増)へ、営業利益を75億円から76億円(同7.8%増)へ、純利益を40億円から40億5000万円(同3.6%増)へ上方修正したことが好感された。保険薬局事業で、受け付け回数の増加や新薬の普及などによる薬剤料単価の増加が牽引したほか、CSO(医薬品販売業務受託機関)事業や紹介派遣事業が好調だったことが寄与した。

■ラウンドワン <4680>  1,424円 (+25円、+1.8%)

 ラウンドワン <4680> が3日ぶりに反発。21日の取引終了後、中国の北京恵君文化発展(北京市)と、現地で複合型アミューズメント施設の運営を行う合弁会社を設立すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。同社は現在、日本および米国において138店舗体制でボウリング・アミューズメントを中心とした複合施設を運営しているが、主な顧客層である30歳未満の若年層とファミリー層の人口が多く、可処分所得が増加傾向にある中国で着実な事業展開を図るために新会社を設立するとしている。新会社はラウンドワンが99.98%、北京恵君文化発展が0.02%を出資して設立。なお、20年3月期業績への影響は軽微としている。

■安川電 <6506>  4,055円 (+70円、+1.8%)

 安川電機 <6506> 、SMC <6273> など設備投資関連株が堅調。米中摩擦問題は引き続き予断を許さない状況とはいえ、目先的には両国間の協議進展に対する期待感が強まっている。米国家経済会議委員長のクドロー氏が21日、米中協議が進展すれば、12月に予定される対中追加関税の発動を取り下げる可能性に言及、これがポジティブな思惑を呼んだ。中国向け売上比率の高い機械セクターにはプラス材料。特に両銘柄については信用売り残が買い残を上回る売り長の状態にあるほか、日証金では株不足により逆日歩がついており、買い戻しによる株価上昇効果が期待できる局面にある。

■インフォMT <2492>  1,504円 (+24円、+1.6%)

 インフォマート <2492> が5日ぶりに反発。23日午前11時ごろ、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」の利用企業数が35万社を突破したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。同社では15年1月、企業間における請求書の受け取り・発行業務を紙から電子化する「BtoBプラットフォーム 請求書」のサービス提供を開始し、現在では日本の上場企業の約70%に利用されているという。同社では今後も企業間における請求書の電子化を推進するとしている。

※23日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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