【材料】<動意株・11日>(前引け)=高度紙、ドーン、ケイブ
高度紙 <日足> 「株探」多機能チャートより
ドーン<2303>=急反発。ここ下値切り上げ波動を継続していたが、足もと25日移動平均線を足場に上放れてきた。同社はGIS(地理情報システム)構築ソフトをベースとしたソフトの受託開発を手掛け、クラウドサービスにも積極展開し足もとの業績は好調に推移している。10日取引終了後に発表した20年5月期第1四半期(6~8月)決算は売上高が前年同期比36%増と大幅な伸びを示し、営業損益も5000万円(前年同期実績は600万円の赤字)と黒字化した。これを好感する買いを引き寄せる格好となっている。
ケイブ<3760>=ストップ高。同社はオンラインゲームを運営するが、不採算タイトルのサービス終了に伴う売上原価改善や販売管理コストの減少により、利益採算が改善している。同社が10日取引終了後に発表した20年5月期第1四半期(6~8月)決算は営業損益段階で7300万円の赤字と前年同期の2億4600万円の赤字から大幅に改善した。これを手掛かり材料に短期資金が攻勢をかけている。
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出所:MINKABU PRESS