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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):イオン、ウエルシア、ローソン

イオン <日足> 「株探」多機能チャートより
■創通 <3711>  2,268円  +400 円 (+21.4%) ストップ高   本日終値
 創通<3711>がストップ高。バンダイナムコホールディングス<7832>が9日の取引終了後、持ち分法適用関連会社である同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表したことを受けて、TOB価格3100円にサヤ寄せする格好となった。バンナムHDは現在、創通株式の22.79%を所有しているが、完全子会社化することで「機動戦士ガンダム」シリーズのIPとしての価値の最大化や新規IPの創出強化を図るのが狙い。買付予定数は1131万4255株(下限721万株・上限設定なし)で、買付期間は10月10日から11月25日まで。TOB成立後、創通は所定の手続きを経て上場廃止となる予定。また、これを受けて東京証券取引所は、創通株式を10月9日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■イオンファンタジー <4343>  3,160円  +238 円 (+8.2%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 イオンファンタジー<4343>が大幅続伸。同社が9日発表した第2四半期累計(3~8月)の連結営業利益は前年同期比0.1%増の28億5200万円だった。国内事業が好調に推移しており、収益を押し上げた。20年2月通期の同利益は前期比16.1%増の54億円の見込み。市場予想の55億円前後には若干届かないが、アナリストからは今回の中間決算は「ポジティブ」と評価する見方が出ている。8月以降の既存店売上高の回復などを考慮すれば、会社計画の達成は可能とみられており、今期の連結営業利益は56億円前後へ増額修正されるとの予想が出ている。

■ウエルシア <3141>  5,940円  +390 円 (+7.0%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 ウエルシアホールディングス<3141>は大幅続伸で年初来高値更新した。同社はイオン系のドラッグストア業界大手で食品に重点を置いた販売戦略で成功しており、足もとはM&Aの活用や調剤事業の好調により業績拡大を牽引している。9日取引終了後、20年2月期の第2四半期(3~8月)連結決算を発表。売上高は4274億5600万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は183億8800万円(同22.4%増)、最終利益は118億5800万円(同19.8%増)と高水準の伸びを示しており、これを評価する形で買いが流入した。

■イオン <8267>  2,118円  +135 円 (+6.8%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 イオン<8267>が大幅反発。9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高4兆2902億1500万円(前年同期比0.6%増)、営業利益863億2600万円(同3.9%減)、純利益37億9100万円(同64.1%減)となったものの、子会社イオンディライト<9787>で発生した不適切会計の関連費用などの影響を除いたベースでは営業利益は同12.3%増となっており、これが好感された。消費マインドの冷え込みや7月の記録的な低温などの影響で、GMS(総合スーパー)事業やSM(スーパーマーケット)事業は落ち込んだものの、ヘルス&ウエルネス事業、総合金融事業、ディベロッパー事業や業績回復が続く国際事業が増益となり、業績を牽引した。なお、20年2月期通期業績予想は、売上高8兆6000億円(前期比1.0%増)、営業利益2300億円(同8.4%増)、純利益250億円(同5.8%増)の従来見通しを据え置いている。

■ローソン <2651>  5,750円  +240 円 (+4.4%)  本日終値
 ローソン<2651>が3日ぶりに反発。同社が9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)の連結営業利益は前年同期比6.6%増の367億6300万円だった。コンビニエンスストア事業が堅調だったほか、傘下の高級スーパー成城石井や映画館のユナイテッド・シネマを含むエンターテインメント事業なども伸びた。子会社の好調を背景として、7日に第2四半期の業績増額修正を発表しているが、この日は下期以降の業績の堅調な伸びを期待する買いが入った様子だ。

■花王 <4452>  8,397円  +207 円 (+2.5%)  本日終値
 花王<4452>は3日続伸、9月26日につけた戻り高値8299円を払拭し約2カ月半ぶりに8300円台に乗せてきた。全体相場は米中摩擦問題を背景に輸出セクター中心に上値の重い展開を強いられているが、同社株は軌道を異にした値運びをみせている。19年12月期営業利益は前期比8%増の2250億円予想と増益基調が続く見込み。ESG(環境・社会・企業統治)に具体的な数値目標を入れた経営計画を開示しており、市場では機関投資家など法人筋の継続的な買いを指摘する声もある。

■コメダホールディングス <3543>  2,083円  +50 円 (+2.5%)  本日終値
 コメダホールディングス<3543>が3日ぶりに反発。9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高153億2800万円(前年同期比3.2%増)、営業利益39億3200万円(同6.4%増)、純利益26億5800万円(同6.4%増)と増収増益だったことが好感された。会計方法の変更に伴う影響で減収となったものの、「コメダ珈琲店」を東日本及び西日本エリアを中心に国内外で23店舗を出店した効果で、売上高が実質10.1%増となったことが牽引した。なお、20年2月期通期業績予想は、売上高306億3800万円(前期比1.0%増)、営業利益78億6900万円(同4.0%増)、純利益53億1300万円(同3.8%増)の従来見通しを据え置いている。

■ハピネット <7552>  1,342円  +32 円 (+2.4%)  本日終値
 ハピネット<7552>が反発。9日の取引終了後、模型玩具卸のイリサワ(東京都台東区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これが好材料視された。今回の子会社化は、模型玩具卸売事業へ参入するのが狙い。両社の流通網を生かすことで得意先との強固な関係の構築を図るほか、多くのメーカーとの連携強化を図るとしている。なお、20年3月期業績への影響は軽微としている。

■アドバンテスト <6857>  5,050円  +110 円 (+2.2%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>、信越化学工業<4063>など半導体関連の一角が堅調。前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が反発するなか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も切り返しに転じた。半導体市況は在庫調整の進展から底入れ期待が強まっており、きょうは全般地合い悪のなかも半導体テスター大手のアドバンテや半導体ウエハーのトップメーカーである信越化などに買いが向かった。

■日本電気硝子 <5214>  2,354円  +46 円 (+2.0%)  本日終値
 日本電気硝子<5214>は反発。午後1時ごろ、AR(拡張現実)やMR(複合現実)対応のスマートグラス用に、世界最高の屈折率と内部透過率を備えた新しい基板ガラスの開発に成功したと発表しており、これが好材料視された。今回、同社が新たに開発したガラスは、スマートグラス用基板ガラスとして世界最高の屈折率2.0と内部透過率98%を実現したのが特徴。これにより視野角が拡大、より明るい映像表示が可能になったという。

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