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【市況】10日の株式相場見通し=反発、米株高に追随し買い優勢

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均はフシ目の2万1500円を上回りそうだ。前日の米国株市場では米中協議への警戒感が緩みNYダウが3日ぶりに反発したことで、東京市場でも主力株中心に上値を追う展開が想定される。ただ、足もとの為替の動きには注意が必要となる。旭化成の吉野彰名誉フェローが前日にリチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞したことで、関連銘柄には幅広く買いが流入することが予想される。

 9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比181ドル97セント高の2万6346ドル01セントと反発。ナスダック総合株価指数も、同79.965ポイント高の7903.743と反発した。

 日程面では、8月の機械受注、9月の企業物価指数、9月のオフィス空室率、9月の貸出・預金動向など。海外では、米中閣僚級会議(~11日)が開催。9月の米消費者物価指数(CPI)。このほかノーベル文学賞も発表される。

出所:MINKABU PRESS

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