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【市況】【↓】日経平均 大引け| 反落、米株安でリスク回避も寄り後下げ渋る (10月9日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  21359.84
高値  21467.77(15:00)
安値  21359.84(09:00)
大引け 21456.38(前日比 -131.40 、 -0.61% )

売買高  10億4524万株 (東証1部概算)
売買代金  1兆8035億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反落、2万1500円を下回って着地するも寄り後下げ渋る展開
 2.米中対立の構図が改めて意識され前日の米株市場が急落、リスク回避の流れ
 3.あすから始まる米中貿易協議を前に交渉が難航するとの思惑が上値押さえる
 4.取引時間中は為替が円安方向に振れ、中国株も底堅く推移し押し目買い誘う
 5.売買代金は1兆8000億円台と低調も 、値上がり銘柄数が値下がり上回る

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは313ドル安と大幅続落した。中国がウイグル族を弾圧したことを批判し、米商務省が中国監視カメラ大手などに禁輸措置を発表。これによる米中通商協議への影響が懸念された。

 東京市場では終始軟調で、日経平均株価は2万1500円を割り込んで着地した。前日の米株安を受けリスク回避の売りが優勢となった。

 9日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウナスダック総合指数などが大幅な下げをみせたことを受けリスクオフの売りに晒される展開となった。米国と中国が少数民族の人権問題を巡り対立、一部ハイテク企業との取引禁止措置や中国政府高官へのビザ発給制限などで両国間の貿易交渉がうまく進まないとの思惑が、株式市場にネガティブ材料となった。ただ、寄り付きの売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小する展開となった。外国為替市場で円安方向に振れたほか、中国・上海株などアジア株市場が比較的堅調な値動きを示したことで、押し目買いや買い戻しを誘った。日銀のETF買い観測も全体相場を下支えした。個別も小型株に強いものが多く東証1部の値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回っている。売買代金は1兆8000億円台と低調だった。

 個別では、アドバンテスト<6857>が安く、キーエンス<6861>、SUMCO<3436>も値を下げた。日立製作所<6501>が軟調、エムスリー<2413>も下落した。ルネサスエレクトロニクス<6723>が大きく水準を切り下げたほか、神東塗料<4615>も利食われた。オルトプラス<3672>、イズミ<8273>が下落、アイフル<8515>も売りに押された。リソー教育<4714>、電通<4324>も下値を探る展開となった。
 半面、任天堂<7974>がしっかり、花王<4452>も堅調。オリエンタルランド<4661>も買い優勢だった。NEC<6701>が頑強な値動き、野村総合研究所<4307>も高い。すてきナイスグループ<8089>がストップ高に買われた。日本コンクリート工業<5269>、ヨータイ<5357>が物色人気化、デザインワン・ジャパン<6048>、enish<3667>も大幅高、レオパレス21<8848>も買いを集めた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は花王 <4452> 、バンナムHD <7832> 、東エレク <8035> 、コムシスHD <1721> 、コナミHD <9766> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約16円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、アドテスト <6857> 、テルモ <4543> 、KDDI <9433> 、SBG <9984> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約42円。


 東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)繊維製品、(3)食料品、(4)水産・農林業、(5)建設業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)保険業、(4)証券商品先物、(5)海運業。

■個別材料株

△コア <2359>
 ベルギーのセプテントリオ社とCLAS受信機を共同開発へ。
△Jオイル <2613>
 東急 <9005> グループの「伊豆オリーブみらいプロジェクト」に参画。
△TOKAI <3167>
 岐阜県のゼネコン日産工業を子会社化。
△Mラインズ <3901>
 「情報プラットフォーム」契約企業数が順調に積み上がる。
△北興化 <4992>
 第3四半期時点の進捗率高く上振れ期待も。
△PCデポ <7618>
 9月売上高が21ヵ月ぶり前年上回る。
△ライフコーポ <8194>
 上期経常が21%増益で着地・6-8月期も17%増益。
△井筒屋 <8260>
 上期経常は6.6倍増益で上振れ着地。
△アジア投資 <8518>
 出資先の自動運転センシングシステム開発報道を材料視。
△エーアイテイ <9381>
 上期経常が23%増益で着地・6-8月期も11%増益。

▼イズミ <8273>
 今期経常を一転4%減益に下方修正。
▼DMS <9782> [JQ]
 公正取引委員会による立ち入り検査受ける。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)すてきナイス <8089> 、(2)ランド <8918> 、(3)井筒屋 <8260> 、(4)タイガポリ <4231> 、(5)日コン <5269> 、(6)一蔵 <6186> 、(7)ヨータイ <5357> 、(8)虹技 <5603> 、(9)Mラインズ <3901> 、(10)ウインP <3183> 。
 値下がり率上位10傑は(1)神東塗 <4615> 、(2)アトラエ <6194> 、(3)オルトP <3672> 、(4)ルネサス <6723> 、(5)アイフル <8515> 、(6)イズミ <8273> 、(7)リオン <6823> 、(8)クボテック <7709> 、(9)東祥 <8920> 、(10)デジハHD <3676> 。

【大引け】

 日経平均は前日比131.40円(0.61%)安の2万1456.38円。TOPIXは前日比4.80(0.30%)安の1581.70。出来高は概算で10億4524万株。東証1部の値上がり銘柄数は1070、値下がり銘柄数は982となった。日経ジャスダック平均は3398.94円(0.60円安)。

[2019年10月9日]


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