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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 三桜工、ハニーズHD、日エンター (27日大引け後 発表分)

三桜工 <日足> 「株探」多機能チャートより

 27日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 三櫻工業 <6584>   ★上期最終を一転2.2倍増益に上方修正
 ◆20年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の3億円→18億円に6.0倍上方修正。従来の62.5%減益予想から一転して2.2倍増益見通しとなった。国内で人件費などの固定費を削減したことに加え、欧州子会社では立ち上げコストが減少したことが寄与。東京都渋谷区に保有する土地建物の売却に伴い、売却益19.2億円が発生したことも最終利益を押し上げる。

 ハニーズHD <2792>   ★6-8月期(1Q)経常は5.1倍増益で着地
 ◆20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の7.4億円に急拡大して着地。国内の既存店売上高が好調に推移するなか、値引き販売を抑制し採算が改善したことが寄与。営業を終了した中国子会社の経費減少に加え、不採算店舗の閉鎖を進めたことも大幅増益につながった。

 KTK <3035> [JQ]  ★前期経常を一転13%増益・最高益に上方修正、配当も2円増額
 ◆19年8月期の連結経常利益を従来予想の2億7200万円→3億1400万円に15.4%上方修正。従来の2.5%減益予想から一転して12.5%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。子会社青雲クラウンにおける主要顧客の売上減少で売上高は計画を下回ったものの、原材料費の見直しによる製造コストの削減に加え、調達コストや経費の抑制などで採算が改善した。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の9円→11円(前の期は10円)に増額修正した。

 日エンター <4829>   ★6-8月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地
 ◆20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の9300万円に急拡大して着地。業務用スマートフォンアプリや自社開発サービスを活用した受託開発が堅調だったほか、スマートフォンの買い替え需要が拡大するなか、設定作業を自動化するキッティングRPAツールなどが大きく伸びたことが寄与。
  通期計画の3億円に対する進捗率は31.0%に達しており、業績上振れが期待される。

 ニューテック <6734> [JQ]  ★上期経常を一転増益・18期ぶり最高益に上方修正
 ◆20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の7800万円→1億4200万円に82.1%上方修正。従来の29.7%減益予想から一転して27.9%増益を見込み、一気に18期ぶりに上期の最高益を更新する見通しとなった。主力のストレージで利益率の高いNAS製品の販売が好調だったことが寄与。

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