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【通貨】豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行総裁の講演に注目


■下落、失業率上昇や正規雇用減少で売り強まる

先週の豪ドル・円は下落。8月雇用統計で、失業率が上昇し、雇用者数は増加も正規雇用が減少したことが懸念され、豪準備銀行(中央銀行)の追加利下げ観測が高まり豪ドル売りが優勢となった。また、中国の8月鉱工業生産や8月小売売上高の伸びが予想に反して鈍化したことも嫌気されたようだ。取引レンジ:72円70銭-74円37銭。

■弱含みか、豪準備銀行総裁の講演に注目

今週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)が雇用情勢を最も重視する姿勢を示すなか、先週発表された8月雇用統計への失望から追加利下げ観測による豪ドル売りが継続しそうだ。豪準備銀行のロウ総裁の講演で追加利下げについて何らかの示唆があるかどうか注目される。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・24日:ロウ豪準備銀行総裁講演

予想レンジ:71円00銭-74円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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