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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ストライク、イオンファン、国際石開帝石

ストライク <日足> 「株探」多機能チャートより
■ストライク <6196>  2,771円  +141 円 (+5.4%)  11:30現在
 ストライク <6196> が急伸。17日大引け後、19年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の15.9億円→18.8億円に18.7%上方修正。増益率が17.4%増→39.4%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。M&A案件の成約件数は計画を下回ったものの、報酬総額が1億円以上となる大型案件の成約が6件と好調で、単価が上昇したことが収益を押し上げた。併せて、期末一括配当を従来計画の11円→14.5円(前の期は9円)に大幅増額修正したことも評価材料となった。

■イオンファンタジー <4343>  2,850円  +118 円 (+4.3%)  11:30現在
 イオンファンタジー<4343>が高い。同社はイオングループで遊戯施設の運営を手掛ける。17日取引終了後に発表された8月度既存店売上高は前年同月比3.8%増と7カ月連続プラスを確保したことから買いを誘っている。既存店の内訳では、商品が0.5%と微増にとどまったものの、遊戯機械が4.4%増、遊戯施設が4.0%増と好調で業績を牽引した。特に、遊戯機械は10カ月連続(曜日調整後)で前年比プラスを確保しており、景品であるカプセル玩具はインバウンド需要の高まりなどで市場が順調に拡大している。

■弁護士ドットコム <6027>  4,260円  +90 円 (+2.2%)  11:30現在
 弁護士ドットコム<6027>が続伸している。17日の取引終了後、運営する法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」の有料会員数が19万人を突破したと発表しており、これを好感した買いが入っている。会社側では増加の要因として、月間サイト訪問者数が順調に増加していることに加え、UI/UXの改善によるコンバージョン率の向上、有料会員に登録することでモバイル端末上で閲覧できる「みんなの法律相談」の法律相談件数が83万件を超え、ユーザーの多様な相談ニーズに対応する回答が拡大し続けていることなどを挙げている。有料会員数の増加は、現在の業績牽引役の一つである有料会員サービス事業の拡大につながるだけに、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。

■日本航空 <9201>  3,402円  +12 円 (+0.4%)  11:30現在
 日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>がいずれも買い優勢。前日にWTI原油価格が3ドル50セントを超える急反落となり、日米ともにエネルギー関連株が売られているが、航空会社は原油市況安が燃油コストの低下につながるため利益採算面でプラス材料となる。両銘柄ともPERが10~11倍と割安で押し目買いの動きが優勢となっている。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,048円  -54 円 (-4.9%)  11:30現在
 資源エネルギー株は急反落。国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>、JXTGホールディングス<5020>が値を下げている。無人機による攻撃を受け石油施設の生産が停止したことに関して、サウジアラビアのエネルギー相は17日、原油生産量は9月末までに攻撃前の水準に戻る見通しであることを表明。これを受け、需給の引き締まりを材料視して上昇した原油価格は急反落し、17日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比3.56ドル安の1バレル59.34ドルで取引を終えた。前日にサウジアラビアの原油生産減を材料視して急伸した資源エネルギー株は、この日は一転して売りで値を下げる展開となっている。

■東京製鐵 <5423>  854円  -19 円 (-2.2%)  11:30現在
 東京製鐵<5423>が反落している。17日に発表した10月契約分の鋼材販売が、9月契約分から1トン当たり2000~3000円下げられ、3カ月ぶりに値下げされることが嫌気されている。米中貿易摩擦などの政治的要因によって、海外マーケットの不透明感が拡大し、鋼材相場は再び下落局面を迎えているとしており、国内マーケットの市況にも悪影響を及ぼしているという。また、天候不順による稼働日数の減少によって、足もとの停滞ムードが予想以上に長引いているともしている。

■三菱UFJ <8306>  566.3円  -5.4 円 (-0.9%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調。ここ米長期金利の底入れ反転を手掛かり材料に、戻り足を強めていたが、目先は利益確定の動きが顕在化している。前日に米10年債利回りは終値ベースで0.044%安の1.802%まで低下しており、米株市場ではゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの大手金融株が総じて軟調となった。東京市場でもこの流れを引き継ぐ格好となっている。

■アイリッジ <3917>  878円  +150 円 (+20.6%) ストップ高   11:30現在
 アイリッジ<3917>がストップ高まで買われている。同社は17日、自社の顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」が、ゆうちょPayに導入されたと発表。これが材料視されているようだ。ゆうちょPayは、ゆうちょ銀行の口座を持っている人が、ゆうちょPay対応店舗(ゆうちょPayマークまたは銀行Payマークのある店舗等)での支払いに使えるスマートフォン決済アプリ。今回「FANSHIP」を導入したことで、ゆうちょPayユーザーにクーポンを配信できるようになった。

■クワザワ <8104>  490円  +80 円 (+19.5%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 クワザワ<8104>が寄り付き大口の買い注文が入り、気配値のまま株価を上昇させている。同社は北海道を地盤とする建設住宅資材の商社だが、株主還元に前向きな姿勢をみせている。17日取引終了後、現行の株主優待制度を拡充することを発表。現在は、毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に1000円分のクオカードを贈呈しているが、これを2倍の2000円分に増やすことを発表、これを好感する形で投資資金が流入している。

■天昇電気工業 <6776>  1,045円  +150 円 (+16.8%) ストップ高   11:30現在
 天昇電気工業<6776>の急騰が続いている。きょうは前日に続くストップ高で6連騰、遂に4ケタ大台に乗せてきた。株価は1カ月あまりで約3倍化した。プラスチック業界の老舗で自動車部品を主力とする弱電向け成型品メーカーとして商品競争力が高い。20年3月期は営業利益段階で前期比6%増の10億円を見込むが増額の可能性がある。大株主に三井物産<8031>が入っている。また、シャープ<6753>も大株主の一角に名を連ねていたが、9月に入り高度なプラスチック加工技術を有するタキロンシーアイ<4215>がシャープから株式を買い付ける形で関係を強化、今後のシナジーに向けた期待が膨らんでいる。

■Welby <4438>  13,200円  +1,670 円 (+14.5%)  11:30現在
 17日、Welby <4438> [東証M]が10月3日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■フーバーブレイン <3927>  1,049円  +131 円 (+14.3%) 一時ストップ高   11:30現在
 フーバーブレイン<3927>が一時ストップ高。同社は中小企業向けを主軸にセキュリティーシステムを手掛けている。17日取引終了後、独自技術による電力融通サービスの展開を目指すデジタルグリッド(東京都千代田区)と資本・業務提携することを発表、これによる業容拡大効果に期待した買いを呼び込んでいる。

■免疫生物研究所 <4570>  802円  +74 円 (+10.2%)  11:30現在
 免疫生物研究所<4570>が続急伸。17日の取引終了後、熊本大学、医薬基盤・健康・栄養研究所(医薬健栄研)及びCURED(横浜市中区)と、「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する国内特許の共同出願手続きを完了したと発表しており、これが好感されている。免疫生物研は、CUREDと共同で、抗HIV抗体を遺伝子組み換えカイコで生産し、HIV感染症の治療薬として実用化することを目指しているが、今回、遺伝子組み換えカイコによる抗HIV抗体の製造に関して、その有効性が確認できたため、同製造方法の知的財産権を確保するため特許出願に至ったとしている。

■ラクオリア創薬 <4579>  1,107円  +92 円 (+9.1%)  11:30現在
 ラクオリア創薬<4579>は3日続伸。17日の取引終了後、Epigeneron(東京都中央区)と、特発性小児ネフローゼ症候群治療薬の創出に向けて、新規創薬標的分子の探索段階から共同で創薬研究を開始する共同研究及び事業化オプションに関する契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。今回締結した契約によりラクオリアは、新たに同定された創薬標的分子についての独占的使用権を得て、同創薬標的分子に対する最適な新規低分子化合物の創出と同化合物の研究開発・事業化を独占的に実施するオプション権を保有することになるという。なお、同件に伴う19年12月期業績予想への変更はないとしている。

■フリークHD <6094>  1,580円  +115 円 (+7.9%)  11:30現在
 フリークアウト・ホールディングス<6094>が大幅続伸。連結子会社である「インティメート・マージャー」が17日の取引終了後、東証マザーズへの株式上場(IPO)の承認を受けたことが好感されている。インティメート・マージャーは、データマネジメントプラットフォームの提供、データ活用コンサルティングを行っており、10月24日に新規上場する。目論見書によると、フリークHDはインティメート・マージャー社の169万2700株(持ち株比率55.26%)を保有する筆頭株主となっている。同時に、フリークHDは19年9月期連結業績の下方修正を発表しており、営業損益は従来予想の1億円の黒字から13億円の赤字(前期は5億3200万円の赤字)に修正された。国内広告事業で、取扱額最上位の大手メディアに関する売り上げが大幅に減少したほか、海外広告事業でも一部拠点およびM&A先の収益が遅延したことが業績の悪化要因となった。

●ストップ高銘柄
 アイリッジ <3917>  878円  +150 円 (+20.6%) ストップ高   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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