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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):三井ハイテク、三井E&S、トヨタ

三井ハイテク <日足> 「株探」多機能チャートより
■三井ハイテック <6966>  1,625円  +231 円 (+16.6%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 三井ハイテック<6966>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後に、20年1月期第2四半期累計(2~7月)の連結決算を発表。営業損益は6000万円の赤字(前年同期は6億9100万円の黒字)となり、従来予想の3億円の赤字から上振れて着地したことが好感されたようだ。売上高は前年同期比2.1%増の422億8500万円(従来予想は410億円)。車載用モーターコアの受注・販売が当初計画を上回ったことなどが寄与した。なお、通期業績予想は売上高860億円(前期比4.9%増)、営業利益3億円(同40.0%減)とする従来計画を据え置いているが、前提為替レートは1ドル=110円から105円に変更している。

■プロレド・パートナーズ <7034>  7,060円  +470 円 (+7.1%)  本日終値
 12日に決算を発表。「今期経常を35%上方修正・最高益予想を上乗せ」が好感された。
 プロレド・パートナーズ <7034> [東証M] が9月12日大引け後(19:30)に決算を発表。19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比29.2%増の8.2億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の7.4億円→10億円(前期は5.9億円)に34.8%上方修正し、増益率が25.5%増→69.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
  ⇒⇒プロレド・パートナーズの詳しい業績推移表を見る

■ジャパンミート <3539>  2,228円  +122 円 (+5.8%)  本日終値
 ジャパンミート<3539>は急反発、年初来高値を更新した。同社は茨城を中心に食品スーパーの「肉のハナマサ」などを手掛けており、足もとの既存店販売は順調に推移しているほか、5月に買収したタジマも業績に寄与している模様。12日取引終了後に発表された19年7月期最終利益は前の期比1.4%増の28億1300万円となったのに続き、20年7月期業績について、売上高が前期比6.5%増の1206億1100万円、最終利益が同13.8%増の32億100万円と7期連続の増収増益を計画。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけた。

■三井E&S <7003>  949円  +20 円 (+2.2%)  本日終値
 三井E&Sホールディングス<7003>は7日続伸。この日、同社と子会社の三井E&S造船及び北見工業大学が表層型メタンハイドレートを模擬した氷試験体の製作に向けて共同研究を開始したと発表しており、これが好材料視された。三井E&Sは、海底下の表層型メタンハイドレートを掘削ドリルを用いて取り出す方法を検討しており、その掘削ドリルを安定的に操業するためには、掘削装置の設計データを取得する必要があると判断。メタンハイドレート含有地盤の研究分野で知見を有している北見工業大学工学部・山下聡教授(地盤工学研究室)と18年12月から共同研究を開始していたが、今回、同大で掘削試験に対応した大型の氷塊を製作し、その氷塊の力学的特性データを得ることができたとしている。

■トヨタ自動車 <7203>  7,396円  +57 円 (+0.8%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が上昇。米長期金利の上昇が続いており、これを背景に足もと外国為替市場でドル買いの動きが継続、1ドル=108円20銭近辺の推移と円安に振れている。輸出採算の改善期待から為替感応度の高い自動車セクターに買いが集まった。なお、トヨタの20年3月期通期想定為替レートは1ドル=106円で実勢は為替メリットが生じる。

■日立キャピタル <8586>  2,262円  +14 円 (+0.6%)  本日終値
 日立キャピタル<8586>が後場上げ幅を拡大。午後1時ごろ、14日にオープンする熊本市中央区の大型商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」にデジタルサイネージソリューションを提供したと発表しており、これを好感した買いが入った。地下1階から地上4階までの館内全体に全57面のサイネージを設置し、各種情報や広告を表示するほか、災害時にはLアラートと連携し、周辺エリアの災害情報を配信するとしている。なお、広告販売に関しては九州産交プランニング(熊本市中央区)と連携するという。

■ステムリム <4599>  908円  -42 円 (-4.4%)  本日終値
 ステムリム<4599>が大幅反落。12日の取引終了後に発表した20年7月期単独業績予想で、売上高4億円(前期比4.0倍)、営業損益10億9000万円の赤字(前期7億2600万円の赤字)、最終損益11億3700万円の赤字(同7億2100万円の赤字)と赤字幅拡大を見込んでいることが嫌気された。HMGB1ペプチドに関する塩野義製薬<4507>とのライセンス契約に基づくマイルストーン収入を見込む一方、HMGB1ペプチドを用いた再生誘導医薬開発プロジェクトの進捗及び新規再生誘導医薬候補物質の探索プロジェクトの推進で研究開発費の増加を予定しているという。

■GMO-PG <3769>  6,540円  -290 円 (-4.3%)  本日終値
 GMOペイメントゲートウェイ<3769>が大幅安で4日続落。ヤフー<4689>によるZOZO<3092>の買収を受けて、ZOZO関連の売り上げ減少を警戒した売りが出たようだ。同社では、18年9月期でZOZO(当時スタートトゥデイ)向け売上高が34億円強(全体の13.0%)あり、ヤフーが決済事業をグループで内製化した場合、売り上げの減少が懸念されている。

■鎌倉新書 <6184>  1,500円  -15 円 (-1.0%)  本日終値
 鎌倉新書<6184>は朝安後、下げ幅を縮小。株価は一時、前日8%安の1394円まで下落したが、売り一巡後は下値に買いが入り一時プラス圏に浮上する場面もあった。同社が12日取引終了後に発表した第2四半期(2~7月)の連結営業利益は前年同期比25.7%増の3億1700万円だった。お墓や葬祭、仏壇の各事業は好調だった。20年1月通期の予想連結営業利益8億円に対する進捗率は約40%の水準にとどまったことが警戒感を呼んだものの、同社の成長期待は強く急落場面では買いが流入している。

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