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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):Aiming、アルチザ、enish

Aiming <日足> 「株探」多機能チャートより
■Aiming <3911>  323円  +45 円 (+16.2%)  本日終値
 Aiming<3911>が急反発。5日の取引終了後、マーベラス<7844>と共同で開発中のMMORPG「ログレス」シリーズの最新作「ログレス物語(ストーリーズ)」の配信開始日を9月18日に決定したと発表しており、これを好感した買いが入った。「ログレス」シリーズは、2011年10月にパソコン向けブラウザゲームとして「剣と魔法のログレス」のサービスが開始された人気シリーズ。その最新作「ログレス物語」は、王道MMORPGの楽しさをより追及するとともに、シリーズの「もうひとつの物語」として、新たな世界観のなかで物語を展開。全てのユーザーが同じ世界で冒険できる1ワールド制を実現し、プレイヤー間のコミュニケーションがさらに取りやすくなっているのが特徴という。また、画面の切り替えなくバトルに移る「シームレスバトル」の採用や、多彩なジョブやキャラメイクなど、ゲームシステムも一新しているという。なお、5日から事前登録を開始している。

■アルチザネットワークス <6778>  1,108円  +150 円 (+15.7%) ストップ高   本日終値
 アルチザネットワークス <6778> [東証2]がストップ高。5日大引け後に発表した19年7月期の連結経常損益は6600万円の黒字と、従来予想の1億4800万円の赤字から一転して黒字で着地。続く20年7月期の同利益は前期比3.4倍の2億2500万円に急拡大する見通しとなったことが買い材料視された。前期はモバイルネットワークソリューションで好採算の国内向け販売が増加したうえ、研究開発費以外の販管費が減少したしたことが上振れの要因となった。今期は5G向け計測器やLTE現行規格に対応する製品の販売が伸び、14.1%の増収を見込む。5G向け製品は海外販売を開始する。併せて、今期の年間配当は3円で、3期ぶりに復配する方針としたことも評価材料となった。

■enish <3667>  1,189円  +148 円 (+14.2%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 enish<3667>が3日ぶりに反発。同社はきょう、アクションRPG「HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD」の事前登録者数が20万人を突破したと発表。このゲームは、EXILE TRIBE(EXILEをはじめとしたグループの総称)のメンバーなどが出演するテレビドラマ「HiGH&LOW」のシーズン1~2までのシナリオを再現したゲームアプリ。8月7日から事前登録受付を開始しており、配信は今秋を予定している。

■ラピーヌ <8143>  837円  +76 円 (+10.0%) 一時ストップ高   本日終値
 ラピーヌ<8143>が一時ストップ高まで買われた。同社はきょう、婦人服や服飾雑貨の小売り事業を手掛ける子会社のベルラピカが、中国アリババグループが運営する越境ECモール「天猫国際(Tmall Global)」に参加すると発表。これが株価を刺激したようだ。ベルラピカは、「Scrap Book(スクラップブック)」ブランドの商材を販売する予定。ラピーヌは、今回のベルラピカでの出品をテストケースとして、今後は中国本土を含めた海外市場に向けて、主力商品の国産プレタポルテ商材の展開を検証する第一段階と位置付けている。

■東洋合成工業 <4970>  2,130円  +166 円 (+8.5%)  本日終値
 東洋合成工業<4970>が急騰、4年10カ月ぶりの高値に買われた。半導体の製造工程での微細化が急速に進展するなか、次世代露光技術である「極端紫外光(EUV)」の導入が本格化している。同社はEUV用の感光材(レジスト)材料の生産を手掛けており、今期以降の業績寄与が見込まれている。市場では、EUVに対応した検査装置を手掛けるレーザーテック<6920>の株価が急騰していることから、同社株にも物色の矛先が向かった様子だ。

■JKホールディングス <9896>  492円  +33 円 (+7.2%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 JKホールディングス<9896>が急伸。午前11時ごろに自社株買いを実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回発表の自社株買いでは、上限を50万株(発行済み株数の1.62%)、または5億円としており、取得期間は9月9日から20年3月31日まで。資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するために実施するとしている。

■日本ハウス <1873>  464円  +27 円 (+6.2%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 日本ハウスホールディングス<1873>が続急伸。同社は木造注文住宅を手掛け在来工法の大手。5日取引終了後に発表した18年11月~19年7月期決算は営業損益が4億6500万円の黒字と、前年同期の3億7100万円の赤字から大きく改善した。消費増税を前に駆け込み需要が加わったことや、人材不足の解消で作業の進捗率が高まったことが寄与した。

■スバル興業 <9632>  6,540円  +350 円 (+5.7%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 スバル興業 <9632> が急伸。5日大引け後に発表した20年1月期上期(2-7月)の連結経常利益が前年同期比44.3%増の27.2億円に拡大して着地したことが買い材料視された。主力の道路関連事業で高速道路のリフレッシュ工事や災害復旧工事、橋梁補修工事が完工したことが寄与。原価管理の徹底によるコスト削減や業務効率化も増益に貢献した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の30.8億円→36億円に16.9%上方修正。増益率が6.8%増→24.9%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■アイビーシー <3920>  1,054円  +54 円 (+5.4%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 5日、アイビーシー <3920> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.79%にあたる10万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月6日から10月31日まで。

■コメ兵 <2780>  1,123円  +54 円 (+5.1%)  本日終値
 コメ兵<2780>が後場上げ幅を拡大。午後2時ごろに発表した8月の月次売上高が37億4900万円(前年同月比28.4%増)となり、今期一番の伸び率となったことが好感されたようだ。

●ストップ高銘柄
 ニックス <4243>  1,395円  +300 円 (+27.4%) ストップ高   本日終値
 フォーライフ <3477>  1,100円  +150 円 (+15.8%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 インタートレード <3747>  757円  -150 円 (-16.5%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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