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【市況】【↓】日経平均 大引け| 反落、米中対立警戒で買い見送りムード (9月2日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  20625.75
高値  20667.56(11:25)
安値  20614.29(09:47)
大引け 20620.19(前日比 -84.18 、 -0.41% )

売買高  8億0281万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆3299億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反落、米中摩擦問題への警戒感で買い見送りムードに
 2.トランプ米政権が中国に対し制裁関税第4弾を発動、関税合戦を嫌気
 3.為替市場で円高一服、中国株市場が堅調で市場心理悪化を食い止める
 4.8月の中国製造業PMIが事前予想上回ったこともポジティブ材料に
 5.今晩の米株休場で売買代金の低迷が顕著、5年4ヵ月ぶりの低水準に

■東京市場概況

 前週末の米国市場では、NYダウは41ドル高と3日続伸した。米中貿易協議の進展期待で買い優勢も、3連休を控え様子見ムードも強かった。

 週明けの東京市場では、主力株をはじめ買い手控えられる展開となり、日経平均株価は終始軟調だった。全体は市場エネルギー不足が際立っている。

 2日の東京市場は、米中貿易摩擦に対する懸念を背景に総じて見送られた。前日にトランプ米政権が中国に対し制裁関税第4弾を発動、即座に中国側も報復関税を発表したことで、両国の対立が先鋭化することへの警戒感が強い。もっとも下値に対しても抵抗力を発揮した。外国為替市場で円高が一服したほか、きょう前場取引時間中に発表された8月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が事前のコンセンサスを上回り、中国・上海株市場も強い動きを示したことで、市場心理が改善した面もある。今晩の米株市場がレーバーデーで休場ということもあって、海外投資家は一段と様子見姿勢が強く、東証1部の売買代金は1兆3200億円台と2014年4月下旬以来約5年4ヵ月ぶりの低水準だった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も軟調。ディー・エヌ・エー<2432>は急落となった。第一三共<4568>が値を下げたほか、信越化学工業<4063>なども売りに押された。ワイヤレスゲート<9419>が大きく利食われ、エン・ジャパン<4849>、タマホーム<1419>なども大幅安となった。アウトソーシング<2427>、イーレックス<9517>などの下げも目立っている。
 半面、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などが買い優勢となり、SUMCO<3436>もしっかり。武田薬品工業<4502>、アステラス製薬<4503>なども堅調。住友金属鉱山<5713>が買われ、大平洋金属<5541>も物色人気。アトラ<6029>、テモナ<3985>がストップ高人気となり、トリケミカル研究所<4369>も値を飛ばした。アルヒ<7198>が上昇、低位のディー・エル・イー<3686>なども買いを集めた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アステラス <4503> 、アドテスト <6857> 、オリンパス <7733> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約29円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、テルモ <4543> 、ファストリ <9983> 、第一三共 <4568> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約45円。


 東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)海運業、(2)非鉄金属、(3)その他金融業、(4)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)陸運業、(3)水産・農林業、(4)倉庫運輸関連、(5)サービス業。

■個別材料株

△パルマ <3461> [東証M]
 株主優待制度を新設。
△PバンCOM <3559> [東証M]
 通販サイトで超高多層基板の受付を開始。
△トリケミカル <4369>
 上期経常は54%増益で上振れ着地。
△サンバイオ <4592> [東証M]
 SB623の外傷性脳損傷を対象にした治験結果を「MHSRS 2019」で発表。
△オンキヨー <6628> [JQ]
 ゴードン・ブラザーズからの借入金を繰り上げ返済。
△ピープル <7865> [JQ]
 上期経常を51%上方修正。
△内田洋 <8057>
 前期経常が上振れ着地・今期は2%増益、前期配当を15円増額。
△ニチモウ <8091>
 今期配当を50円増額。
△ナルミヤ <9275> [東証2]
 東証1部に指定。
△小僧寿し <9973> [JQ]
 22年12月期に営業利益4億3300万円見込む中計を発表。

▼ダイサン <4750> [東証2]
 5-7月期(1Q)最終は赤字拡大で着地。
▼アサヒ陶 <5341> [東証2]
 第三者割当による新株予約権発行で希薄化を警戒。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アトラ <6029> 、(2)ランド <8918> 、(3)テモナ <3985> 、(4)トリケミカル <4369> 、(5)パイプドHD <3919> 、(6)内田洋 <8057> 、(7)大平金 <5541> 、(8)三井松島HD <1518> 、(9)アルヒ <7198> 、(10)ニチモウ <8091> 。
 値下がり率上位10傑は(1)ワイヤレスG <9419> 、(2)ディーエヌエ <2432> 、(3)宮越HD <6620> 、(4)三菱紙 <3864> 、(5)エンジャパン <4849> 、(6)イオンファン <4343> 、(7)エプコ <2311> 、(8)トーホー <8142> 、(9)東祥 <8920> 、(10)CKサンエツ <5757> 。

【大引け】

 日経平均は前日比84.18円(0.41%)安の2万0620.19円。TOPIXは前日比6.65(0.44%)安の1505.21。出来高は概算で8億0281万株。東証1部の値上がり銘柄数は506、値下がり銘柄数は1569となった。日経ジャスダック平均は3296.62円(2.16円高)。

[2019年9月2日]

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