【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 日本ＭＤＭ、ギグワークス、ビジ太田昭 (28日大引け後 発表分)

　28日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　日本ＭＤＭ <7600> 　　★上期経常を一転36％増益に上方修正
　◆20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.8億円→11.3億円に44.9％上方修正。従来の6.1％減益予想から一転して36.0％増益見通しとなった。国内で人工股関節製品や骨接合材料分野製品、脊椎固定器具が好調だったほか、米国では人工膝関節製品の販売が伸び、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

　ギグワークス <2375> [東証２]　　★11-7月期(3Q累計)経常が43％増益で着地
　◆19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の連結経常利益は前年同期比43.1％増の6.3億円に拡大して着地。主力のBPO事業でフードデリバリーの営業代行や運営支援業務の受注が伸びたほか、IT通信関連サポートで拠点の合理化や人員適正化が進んだことも寄与した。また、コワーキングスペース事業で新規出店の先行費用が減少したことも増益の要因となった。

　イマジニア <4644> [ＪＱ]　　★今期配当を5円増額、配当利回り3.8％に上昇
　◆20年3月期の上期配当を従来計画の12.5円→15円に増額し、下期配当も従来計画の12.5円→15円に増額修正した。年間配当は30円(前期は25円)となる。安定配当と企業価値の向上を配当の基本方針とすることを踏まえ、株主への利益還元を増やす。年間配当利回りは3.79％に上昇し、配当取りを狙う買いなどが期待される。

　ビジ太田昭 <9658> 　　★上期経常を一転28％増益・最高益に上方修正
　◆20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の6.5億円→9.5億円に46.2％上方修正。従来の12.2％減益予想から一転して28.4％増益を見込み、2期連続で上期の最高益を更新する見通しとなった。コンサルティング・システム開発事業の値上げ効果や品質改善への取り組みに加え、マネージメントサービス(BPO)事業で生産性向上や費用構造の改善が進むことが収益を押し上げる。

株探ニュース