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【市況】マザーズ先物概況:3日ぶりに小反落、海外イベントを前に様子見ムード

インパクト <日足> 「株探」多機能チャートより

21日のマザーズ先物は前日比1.0pt安の876.0ptと3日ぶりに小幅な反落となった。高値は880.0pt、安値は871.0pt、取引高は776枚。本日のマザーズ先物は、3日ぶりに小幅な反落となった。米中貿易摩擦の懸念やイタリアにおける政治不安などにより、前日の欧米株式市場が下落となった流れを受けて、本日の日本市場は全面安商状ではじまった。しかし、週末に控えている国際経済シンポジウムなどの重要イベントを前に、依然として様子見ムードが強く、新規材料にも乏しいことなどから、東証一部においては積極的な売買はみられなかった。その一方で、値動きの軽いマザーズ先物については、後述する直近IPO銘柄やテーマ株を中心に活発な物色がみられた。また、朝方にかけて円高に振れていた為替が一服したことも個人投資家心理の下支えになったと思われる。ただ、後半の上昇も朝方の下落を取り戻すところまではいかずに、結局は小幅な反落となって終わった。マザーズ市場での売買代金上位では、インパクトHD<6067>や、そーせい<4565>、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>などが軟調だった一方で、直近IPOのブシロード<7803>をはじめ、シェアリングテクノロジー<3989>やバンク・オブ・イノベーション<4393>などが2ケタ台の大幅上昇となった。
《FA》

 提供:フィスコ

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