市場ニュース

戻る

【経済】財政協調で現状打破を狙うか?


 15日の米国債券市場で30年債利回りは一時1.916%近辺まで低下し、過去最低水準を記録した。この影響で10年債利回りも1.475%近辺まで低下した。トランプ米大統領は、「中国は米国との通商協議で合意することを望んでいる」、「中国との貿易戦争はかなり短期で済む」との見方を示しているものの、市場関係者の間では「世界経済の減速懸念を払拭させることは難しい」との声が聞かれている。

 市場関係者の一部は、「通商問題などを巡る米中の対立が解消された場合、米長期金利は上昇する可能性が高いが、金利上昇は一時的なものにとどまる」と予想している。中央銀行による利下げは景気浮揚に直結しないとの見方も多く、ある市場関係者は「主要国が財政支出を増やすなどの措置を講じなければ、多くの国で長期金利の低下が続く可能性は否定できない」と指摘している。
《MK》

 提供:フィスコ

日経平均