【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (8月6日)
株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
「令和で最大級の大幅下落となるか!?」
NYダウが760ドルを超える下落となっております。
本日の 日経平均株価は2万円の大台を割り込む、大幅続落の可能性が高いと思われます。
日経先物は、昨晩のナイトセッションでも大幅下落となりました。
売り方としては、買い方の投げを誘い、売りが売りを呼ぶ下げを期待していることでしょう。
一方、自律反発が入る水準(ETF買いなど)ではありますが、2万円の節目を割り込むようなら「バーゲンセール」ということで買い方も黙ってはいないことでしょう。
実質、今日を含め日経平均株価は今月、まだ4営業日目であるのにもかかわらず、1000円幅以上の大幅下落をみせる場面もありそうです。
なお、ドル/円は105円70銭近辺で推移しています。
本日の日経先物は、昨日のナイトセッション安値付近で寄り付くことが想定され、上値は2万0350円を持続的に回復維持できれば2万0400円を示現、下値は2万円を持続的に割り込むと1万9950円を示現する可能性があります。
【本日の作戦】
方向性は、「戻り売り」、下押しは資金管理に気をつけての「押し目買い」(2万円以下の水準では)を想定しております。
よって、上げれば「戻り売り」からの細かいスキャルピング、下がれば短期スイング用での「押し目買い」が良いように思います。(資金管理には気をつけましょう!)
ただし、一時的な急落である可能性もあり、リバウンドも大きく入ってくる可能性も高いため安易な戻り売りや買いポジションは禁物です!
全ての時間軸が「戻り売り」になっています。
引き続き、為替、中国株には注意したい。
日経平均株価が2万0720円以下のレートで引けるかどうかに注目しております。
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【注目レート】
第一上値抵抗 2万0530円(2万0460円)、第二上値抵抗 2万0810円(2万0630円)、第三上値抵抗 2万0990円(2万0800円)
第一下値サポート 2万0050円(2万0300円)、第二下値サポート 1万9890円(2万0180円)、第三下値抵抗 1万9610円(1万9960円)
( )は前日の日中ザラバでの算出方法、ご参考までに。
一般的には、下値サポートの第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。
このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。
また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。
資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!
さあ、今日も頑張って参りましょう~!
●日経先物について
先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。
日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。
●日経225先物のメリット
・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がな
いため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。
●日経225先物のデメリット
・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。
効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。
※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。
株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。
【本日の経済スケジュール 】
8月6日(火)
【国内】
□6月全世帯家計調査(8:30)
□6月毎月勤労統計(8:30)
□7月輸入車販売(10:30)
□7月車名別新車販売(11:00)
★6月景気動向指数(14:00)
□30年国債入札
□SB <9434> が市場買い付けによる自社株買い実施(~20年3月31日)
□ZOZOマリンでJコインペイ導入(千葉市)
【海外】
□オーストラリア準備銀行が政策金利を発表(13:30)
□ドイツ6月製造業新規受注(15:00)
□米国3年国債入札
【海外決算】
[米]ウォルト・ディズニー、ディスカバリー、デューク・エナジー、エマソン、マイクロチップ・テクノロジー、ガネット/[英]IHG
◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。
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株探ニュース