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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ショーケース、フロンテオ、ハピネス&D

ショーケース <日足> 「株探」多機能チャートより
■ショーケース <3909>  572円  +21 円 (+3.8%)  本日終値
 ショーケース<3909>が反発。18日の取引終了後、ブリッジインターナショナル<7039>と、BtoB企業向けの動画広告からインサイドセールスまでをサービス提供することで業務提携したと発表しており、これが好感された。今回の提携は、動画やタクシー広告を活用したBtoB企業向けのリード獲得と、その後のフォローアップ活動のインサイドセールスを共同でサービス提供するのが狙い。提携により、ブリッジインタがクライアントに対して営業提案し、ショーケースがマーケティングの設計や配信などを管理することで、資料請求者などの見込み顧客を大幅に増やし、ターゲティング広告からインサイドセールスまで、セールスリード獲得のための一貫したサービスを提供できるようになるとしている。

■FRONTEO <2158>  356円  +10 円 (+2.9%)  本日終値
 FRONTEO<2158>が反発。この日、独自開発の人工知能(AI)「KIBIT G2(キビット ジーツー)」を搭載した特許調査・分析システム「Patent Explorer 19」(PE19)の新バージョンをリリースしたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。新バージョンでは、従来対応していた日本、米国の特許データベースに加えて、顧客から要望が多かった国際公開(WO)、欧州(EP)、中国(CN)の3つのデータベースに対応。海外の特許を調査、分析する際に国際特許や広域の特許の検索を可能にしたことで、グローバル企業の多様な知財戦略のニーズに応えられるようになったとしている。

■ハピネス・アンド・ディ <3174>  1,161円  +26 円 (+2.3%)  本日終値
 ハピネス・アンド・ディ<3174>が反発、年初来高値を更新した。18日の取引終了後、SOU<9270>とブランド品の買い取りに関して業務提携契約を締結すると発表しており、これを好感した買いが入った。今回の提携は、SOUのリユース品買い取りの更なる強化と、ハピネス&Dの顧客サービス及び販売の強化を図るのが狙い。ハピネス&Dの来店客がブランド品の買い取りを希望した場合、商品の査定をSOUが担当。ハピネス&Dと顧客との間で買取契約が成立した場合、SOUが売買契約の代金相当額に一定割合の金額を加算した金額で商品を買い受けるとしている。なお、サービス開始は8月を予定。19年8月期業績への影響は軽微としている。同時に、12日に中止(延期)を発表していた6万株の立会外分売について、分売予定期間7月26日から30日で実施すると発表した。分売値段は分売実施日前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定で、買付申込数量の限度は1人につき500株(売買単位100株)。株式の流動性向上と株式分布状況の改善を図るためとしている。

■MICS化学 <7899>  326円  +7 円 (+2.2%)  本日終値
 MICS化学<7899>が続伸。この日の同社のHPで、「新たな高機能多層フィルムを開発!!今後、ライフケア分野向けに製品化を進めていきます」と発表しており、新製品への期待が買いにつながったようだ。同社の包装資材用多層チューブフィルムは、非食品分野の深耕に力を入れており、新製品開発もこの一環とみられる。少子高齢化社会でも需要の見込める生活用品の包装で参入を図るもようだ。

■AMBITION <3300>  1,207円  +23 円 (+1.9%)  本日終値
 AMBITION<3300>が5日ぶりに反発。この日の寄り前、RPAホールディングス<6572>傘下のRPAテクノロジーズと、不動産サービスを提供する新会社Re-Tech RaaS(リテックラース)を設立することで合意したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。両社は18年5月に業務提携を締結して以降、RPAソリューションサービスの開発を進めてきたが、新会社では、AMBITIONの現場ノウハウとRPAテクノロジーズの豊富なITの知見及びコンサルティング経験を融合させ、不動産業界向けにRPA・AIサービスを提供するのが目的。今後、現場の課題解決に直結する商品やサービスを不動産管理会社や不動産仲介会社に販売し、働き方改革を支援するとしている。

■マーケットE <3135>  1,751円  +33 円 (+1.9%)  本日終値
 マーケットエンタープライズ<3135>が反発。午前9時ごろ、ENECHANGE(東京都千代田区)から、格安SIM・スマートフォンに関する情報サイト「SIMCHANGE(シムチェンジ)」の運営に関する事業を譲り受けると発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回の事業譲受は、現時点においてもメディア・プラットフォーム事業や通信事業との親和性が高く、相乗効果が期待できると判断。更に将来的にも、9月に予定されているSIMロック解除の義務化により中古スマートフォンの流通量拡大や格安SIMへのニーズの高まりが見込まれることから、より一層の相乗効果を生み出せる可能性が高いと判断したという。なお、事業譲受日は8月1日の予定としている。

■CRI・ミドルウェア <3698>  2,443円  +43 円 (+1.8%)  本日終値
 CRI・ミドルウェア<3698>が3日ぶりに反発。18日の取引終了後、同社の圧電素子音声出力技術が、京セラ<6971>とライオン<4912>が共同で開発した、子ども向け仕上げ磨き専用ハブラシ「Possi(ポッシ)」の圧電素子制御アンプとして採用されたと発表しており、これが好感された。CRIミドルの圧電素子音声出力技術「D-Amp Driver」は、組み込みマイコンのポート出力信号(ON/OFF)のみで、高品質なサウンド再生を実現するミドルウェア。今回、「Possi」の京セラ製圧電セラミック素子を駆動する制御アンプとして採用されたことで、クリアな音声出力や省電力・小型化の実現に貢献したとしている。

■フリービット <3843>  1,072円  +18 円 (+1.7%)  本日終値
 フリービット<3843>は3日ぶりに反発。岩井コスモ証券は17日、同社株の投資判断を新規「A」としてカバレッジを開始した。目標株価は1350円とした。インターネット接続サービスが祖業で、マンションインターネット事業や調剤薬局、介護施設向けのITソリューションなどヘルステック事業などが伸びている。特に、マンションインターネットサービスは伸び盛りで、しばらくは大幅成長が続くと予想。英語学習のアルク社や学習管理のビナヤマトを買収しており、教育関連のエドテック事業の成長にも期待している。20年4月期の連結営業利益は前期比44%増の43億円(会社予想40億円)、21年4月期は今期推定比16%増の50億円を予想している。

■バルクホールディングス <2467>  546円  +7 円 (+1.3%)  本日終値
 バルクホールディングス<2467>が3日ぶりに反発。18日の取引終了後、100%子会社CELが、ベトナムのオフショア開発企業BAP社と協業を開始すると発表しており、これが好感された。CELは、日本国内の大手上場企業及び省庁を対象に、Webサイトやスマートフォンアプリ、業務用イントラネット、IoT端末、車載システムなどに対するセキュリティー検査サービスを提供しているが、検査報告会後のシステム改修支援の引き合いが多くあることから、低価格で高品質な開発サービスを提供するためにBAP社との提携を開始することにしたという。また、ベトナムでは今後、セキュリティーにおける需要の高成長が期待されることから、同地域での需要への対応も計画しているという。

■ウェルス・マネジメント <3772>  2,228円  +27 円 (+1.2%)  本日終値
 ウェルス・マネジメント<3772>が反発。18日の取引終了後、ホテル開発用地として、神奈川県箱根町に所在する不動産を取得すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。22年の開業を目指してホテルを開発するほか、その後のグループでの運営受託により収益力強化を目指すという。引き渡しは7月30日の予定で、取得価額など詳細は非開示。なお、20年3月期業績への影響は軽微としている。

●ストップ高銘柄
 イノベーション <3970>  1,122円  +150 円 (+15.4%) ストップ高   本日終値
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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