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【市況】東京株式(大引け)=422円安、決算発表警戒で先物売り絡め急落

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京株式市場は大きく売り優勢に傾き、寄り後に日経平均は次第に下げ幅を広げる展開を余儀なくされた。一時2万1000円台を割り込んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比422円94銭安の2万1046円24銭と大幅安で3日続落。東証1部の売買高概算は12億8872万株、売買代金概算は2兆1777億2000万円。値上がり銘柄数は55、対して値下がり銘柄数は2075、変わらずは20銘柄だった。

 きょうの東京市場は、売り一色の展開。前日の米国株市場で主要株価指数が総じて下落したことや、為替が1ドル=107円台後半の推移と急速に円高に振れたことが嫌気された。米国や中国など世界景気減速懸念を底流に、今月下旬から本格化する3月決算企業の第1四半期決算発表を前に売りの勢いが一気に強まった。海外ヘッジファンドによる先物への売り仕掛けが現物株市場も押し下げ、日経平均は一本調子の下げ。押し目に買い向かう動きもほとんどみられず、終盤に2万1000円台を割り込む場面があった。値下がり銘柄数は2000を超える全面安、東証1部全体の96%強にあたる銘柄が下落した。なお、全体売買代金は2兆1000億円台と12営業日ぶりに2兆円台を上回った。

 個別では、ソニー<6758>が安く、任天堂<7974>も軟調。キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、キヤノン<7751>などが売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など生保株も値を下げた。トヨタ自動車<7203>など自動車株も下値を探った。古野電気<6814>が急落、アトラエ<6194>、ワールド<3612>、パソナグループ<2168>なども大幅安。NOK<7240>の下げも目立った。

 半面、売買代金上位ではコーセー<4922>が強さを発揮した。また、低位の曙ブレーキ工業<7238>が物色人気化したが後半は大きく伸び悩んだ。三桜工業<6584>、学情<2301>、イオンファンタジー<4343>などが大幅高、グレイステクノロジー<6541>、ワイヤレスゲート<9419>なども買われた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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