【市況】東京株式(前引け)=反発、米株最高値に追随も商いは低調
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は買い優勢の展開となり、日経平均は寄り付き早々に100円超の上昇をみせ2万1700円台半ばまで上値を伸ばす場面があった。前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って最高値を更新したことを受け、リスク選好ムードが高まった。中国・上海株や香港株などアジア株市場が堅調な動きとなっていることも買い安心感につながった。ただ、外国為替市場では1ドル=107円台後半の推移とリスクオンの円安とはならず、日経平均もこれを横目に朝高後は伸び悩んでいる。今晩の米国株市場休場に伴い海外投資家の参戦が少なく、売買代金は7300億円強と低調だった。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで上昇、ソニー<6758>、武田薬品工業<4502>も堅調。ニトリホールディングス<9843>も値を飛ばした。日本鋳鉄管<5612>が続急伸、東邦システムサイエンス<4333>も値を飛ばした。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>、GMOインターネット<9449>も高い。半面、ファーストリテイリング<9983>が安く、HOYA<7741>も軟調。ジーンズメイト<7448>が大きく利食われ、日本アジア投資<8518>も安い。システムインテグレータ<3826>、ハニーズホールディングス<2792>なども値を下げた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)