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【特集】三栄コポ Research Memo(7):22年連続の増配または維持の安定配当が魅力

三栄コ <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

三栄コーポレーション<8119>では、安定的かつ継続的な配当実施と企業体質強化のための内部留保を踏まえつつ、配当性向30%程度を目途に配当する方針である。過去3年間(2016年3月期~2018年3月期)は配当金年160円を継続してきた。2019年3月期も配当金年160円(中間60円、期末100円)を維持した。親会社株主に帰属する当期純利益が前期比76.5%減となったため、配当性向は192.8%と高くなった。なお、同社は過去22年間連続して、増配または配当維持をしている。商社という業種の特性上、業績の変動は大きいが、業績が悪い時でも安定した株主還元を行う企業姿勢は高く評価できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《MH》

 提供:フィスコ

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