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【市況】東京株式(前引け)=反発、米中交渉の進展期待でリスクオン

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 27日前引けの日経平均株価は前営業日比175円51銭高の2万1262円10銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億567万株、売買代金概算は9019億円。値上がり銘柄数は1548、対して値下がり銘柄数は509、変わらずは81銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は買い優勢で始まり、日経平均は寄り後も次第高の展開となった。前日の米株市場は主要株価指数が高安まちまちだったが、外国為替市場では一時1ドル=108円前後まで円安に振れたことや、米中首脳会談を前に米中交渉への期待感がリスク選好ムードを後押しした。半導体関連が高く、機械セクターなど中国関連株も総花的に買われた。海外ヘッジファンド筋とみられる先物への買いも日経平均の上げ足を助長した。

 個別では任天堂<7974>が断トツの売買代金をこなし1000円を超える上昇、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連も高い。キーエンス<6861>、ダイキン工業<6367>なども上昇した。日本鋳鉄管<5612>が連日のストップ高、クミアイ化学工業<4996>、CKD<6407>なども物色人気。半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、資生堂<4911>も冴えない。日本アジア投資<8518>が値下がり率トップに売られ、千代田化工建設<6366>、ネクステージ<3186>なども安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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