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【特集】ベネ・ワン Research Memo(7):福利厚生+健康+教育・研修、ポイント標準装備の新商品

ベネ・ワン <日足> 「株探」多機能チャートより

■ベネフィット・ワン<2412>の今後の見通し

今期は、福利厚生と健康に教育・研修を追加した統合サービスをパッケージ化して、ベネフィット・ステーションの再度のバージョンアップを図る。デジタルトランスフォーメーションの進展により事業環境の変化が加速化し、従業員の再学習が求められる。社内のリソースによる従来型のOJTでは、限界がある。2019年卒の就活生に対する働き方意識調査によると、就活生が魅力に感じることの2位に「成長できる環境がある」が、6位に「教育・研修に力を入れている」が入った。教育・研修が、就活生の企業選定の重要な要素となっている。サービスを統合化することでワンストップソリューションの利便性を高め、高付加価値化を図る。

同社にとっての長年の課題は、企業会員の利用率向上である。今後は、利用促進のため、ポイントを標準装備した商品の拡販を図る。実際に、ポイントを標準装備した顧客企業では、ユニークユーザー(UU)率が90%近くの高水準となった例もある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《ST》

 提供:フィスコ

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