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【市況】東京株式(前引け)=続伸も閑散商状続き値下がり銘柄数多い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 28日前引けの日経平均株価は前営業日比89円88銭高の2万1272円46銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億1854万株、売買代金概算は7860億4000万円。値上がり銘柄数は952、対して値下がり銘柄数は1062、変わらずは122銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米株市場が休場で手掛かり材料に乏しかったが、日経平均は続伸した。外国為替市場で円高が一服したことや中国・上海株や香港株が堅調な値動きをみせたこともあって、輸出株中心に買いが優勢となった。ただ、引き続き超閑散で前場の売買代金は8000億円に届かなかった。全体指数は上値の重さが意識され、個別株も利益確定売りに値を崩すものが少なくなかった。前引け時点で値下がり銘柄数が値上がりを上回っている。

 個別では、東京エレクトロン<8035>が売買代金トップで上昇、任天堂<7974>も堅調。ZOZO<3092>は商いをこなし大きく水準を切り上げた。ソニー<6758>もしっかり。大研医器<7775>が急騰、タカラバイオ<4974>が買われ、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も高い。半面、レオパレス21<8848>がストップ安ウリ気配となり、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>も大幅下落した。ダブル・スコープ<6619>、チェンジ<3962>なども安い。ハニーズホールディングス<2792>も値を下げている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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