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【材料】電算システム---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、情報サービス事業が好調に推移

電算システム <日足> 「株探」多機能チャートより

電算システム<3630>は8日、2019年12月期第1四半期(19年1-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.2%増の100.76億円、営業利益が同97.6%増の7.82億円、経常利益が同97.8%増の7.83億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同99.6%増の5.23億円となった。

情報サービス事業の売上高は前年同期比17.5%増の60.31億円、営業利益は同178.4%増の6.33億円となった。 情報処理サービスにおいては、各種ギフト処理サービス、バックオフィスサービス、請求書作成代行サービスなどの売上が好調に推移した。SI・ソフト開発及び商品販売においては、オートオークション業務システム、地方公共団体向け業務システム、医療法人向け電子カルテシステム導入や、G Suiteなどクラウド関連サービスなどの案件により大きく伸長した。

収納代行サービス事業の売上高は前年同期比3.0%増の40.44億円、営業利益は同1.3%減の1.45億円となった。主力のコンビニ収納の件数は対前年同期比増加しているものの、前期獲得先の稼働がずれ込んでおり、売上の伸び率は苦戦した。しかし当期に入っても、自治体を含む新規先の獲得状況は、計画を大きく上回って順調に推移しており、通期では計画達成を見込んでいる。また、スーパーマーケット及びドラッグチェーン店舗向けの収納窓口サービスは、順調に増加した。

2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の400.00億円、営業利益が同8.5%増の18.10億円、経常利益が同7.5%増の18.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.4%増の12.28億円とする期初計画を据え置いている。

《MH》

 提供:フィスコ

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