【市況】東京株式(前引け)=反落、配当権利落ち影響も底堅さ発揮
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、日経平均が反落して始まり2万1300円ラインを軸にもみ合う展開となった。配当権利落ち分が170円程度あり、この分が下げ圧力に反映された。前日の米国株市場が高かったほか、中国・上海株や香港株が堅調な推移をみせたこともあって、全体指数は下値に対し抵抗力を発揮し、実質的にはプラス圏の着地となっている。
個別ではソニー<6758>が軟調、トヨタ自動車<7203>も下値を探った。東京エレクトロン<8035>も冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。スズデン<7480>が大幅安で値下がり率トップ、アルコニックス<3036>も大幅安となった。半面、キーエンス<6861>が高く、サイバーエージェント<4751>は大きく上値を伸ばした。東京機械製作所<6335>が物色人気、デファクトスタンダード<3545>も値を飛ばした。ソディック<6143>も大幅高。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)