市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ルネサス、三井金、Jエレベータ

Jエレベータ <日足> 「株探」多機能チャートより
■リテールパートナーズ <8167>  1,219円  +140 円 (+13.0%)  11:30現在
 19日、リテールパートナーズ <8167> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の6.43%にあたる300万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月20日から8月23日まで。

■村上開明堂 <7292>  2,600円  +140 円 (+5.7%)  11:30現在
 19日に業績修正を発表。「今期配当を6円増額修正」が好感された。
 村上開明堂 <7292> [東証2] が3月19日大引け後(15:00)に配当修正を発表。19年3月期の年間配当を従来計画の38円→44円(前期は36円)に増額修正した。
  ⇒⇒村上開明堂の詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「0.78%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の0.78%にあたる10万株(金額で2億4600万円)を上限に、3月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■ルネサス <6723>  564円  +29 円 (+5.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 ルネサスエレクトロニクス<6723>は大幅高で3日続伸。同社は車載用マイコンなど半導体の大手だが、中国での自動車向けや工作機械向け需要の急減を背景に、国内外13工場で生産停止に踏み込むと伝わったことで株価を大きく下落させた経緯がある。しかし、空売りも膨らんでおり直近の信用倍率は0.84倍と売り長。更に外資系機関投資家などの貸株調達による空売りも入っているとみられ、足もとはその買い戻しが顕在化しているもよう。半導体需要は依然として警戒感が強いが、既に大底を入れたとの見方もある。なお、米国では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2001年以降の最高値に接近しており、日本の半導体関連銘柄の株価も回復を先取りする形で買いが観測され始めている。

■日本コークス工業 <3315>  102円  +4 円 (+4.1%)  11:30現在
 日本コークス <3315> が急反発。19日大引け後、19年3月期の連結経常利益を従来予想の52億円→60億円に15.4%上方修正。増益率が61.1%増→85.9%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。コークス市況が堅調に推移し、コークス事業の利ざやが改善することが寄与。併せて、発行済み株式数の1.69%にあたる500万株(金額で4.9億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも好感された。

■三井金属 <5706>  2,880円  +113 円 (+4.1%)  11:30現在
 三井金属<5706>が大幅に3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は19日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」へ引き上げた。目標株価は2870円から3840円に見直した。「セクター内で最も5G恩恵を享受できる銘柄」として注目している。具体的には「インフラ投資増加による基地局向け高機能箔の増加」「5G対応端末の極薄銅箔の使用原単位増」を挙げている。同証券では、5G関連投資の増加に伴い、21年3月期に向け年換算で約45億円の増益効果を享受できる可能性が高まっている、と指摘。19年3月期の連結最終損益は60億円の黒字(前期は7億800万円の赤字)に対し21年3月期の同損益は200億円の黒字と予想している。

■新日本科学 <2395>  869円  +32 円 (+3.8%)  11:30現在
 新日本科学<2395>が上値指向。波状的に買いが流入し5日移動平均線を絡め戻り足を強めている。再生医療や遺伝子治療分野などで展開するバイオ関連株への物色人気が続いており、同社もその流れに乗っている。同社は今から60年以上前に日本最初の医薬品開発の受託研究機関として誕生した歴史があり、新薬の開発支援では基礎研究から臨床試験に至るまで幅広く対応、特に鼻から脳への薬物送達を活用した新薬開発に定評がある。19年3月期は10年3月期以来、実に9期ぶりの営業黒字化を見込んでおり、これが評価材料となっている。

■Jエレベータ <6544>  2,361円  +80 円 (+3.5%)  11:30現在
 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>が大幅高で3連騰、連日の上場来高値と気を吐いている。関東や北海道を軸にエレベーターやエスカレーターの保守を手掛け、旺盛なエレベーターのメンテナンス需要を取り込み、19年3月期業績予想も期初見通しを増額、営業利益段階で前期比4割を超える伸びが見込まれている。同社の国内シェアはまだ5%程度で今後の需要開拓余地が大きい。また、上越市を地盤として地域に密着したビルメンテナンス事業を展開する企業を完全子会社化するなどM&Aによる業容拡大も株価の評価材料となっている。

■電算システム <3630>  3,295円  +110 円 (+3.5%)  11:30現在
 電算システム<3630>が全般気迷い相場の間隙を縫って4日続伸と強さを発揮している。情報処理・システム構築を行うほか、払込票決済などコンビニでの収納代行ビジネスも手掛け、キャッシュレス関連として注目されている。2月下旬に、楽天銀行アプリで提供する「楽天銀行コンビニ支払サービス」による収納代行サービス導入したが、今月8日には大阪市が同サービスを導入したことを発表するなど、株価刺激材料に事欠かない。株価は上場来高値圏を走る展開で戻り売り圧力にさらされないことも株高を助長している。

■オプティム <3694>  5,150円  +140 円 (+2.8%)  11:30現在
 オプティム<3694>は続伸。同社は19日引け後に、同社が提供する「AI Call Center Service」とリンク(東京・港区)が展開する「BIZTEL(ビズテル)」が同日から、システム連携を開始すると発表した。これが株価の刺激材料となったようだ。「AI Call Center Service」は、人口知能(AI)を用いた音声解析や回答候補の提示機能を提供するコールセンター支援サービス。一方で、「BIZTEL」はクラウド型テレフォニーサービスのパイオニアとして、企業向けインターネット電話サービスを展開している。この提携によって同社はコールセンターシステム・音声認識システム・AIのセット導入が約2週間で実現するとしている。

■キーエンス <6861>  67,310円  +1,360 円 (+2.1%)  11:30現在
 キーエンス<6861>が1000円を超える上昇をみせた。米中貿易摩擦については足もと楽観的な見方がやや後退しており、FA関連株には向かい風が意識されているが、同社株については前日まで株価は4日続落していただけに値ごろ感もあった。信用買い残は枯れた状態で東証信用倍率は0.5倍と株式需給面からも上値に重さはない。業績面も18年4~12月期の段階で営業利益は前年同期比14%の伸長を確保しており、通期営業利益にも会社側は未開示ながら2ケタ増益が濃厚だ。

■住友金属鉱山 <5713>  3,270円  +61 円 (+1.9%)  11:30現在
 住友金属鉱山<5713>は3日続伸、25日移動平均線をサポートラインに上値を慕う展開にある。ここ非鉄市況が上昇傾向にあり、LMEでは直近アルミが3カ月ぶり高値圏に浮上、ニッケルなども上昇基調にある。同社株など非鉄株は株価の出遅れが目立ち、主力電機株などが一服となるなか、リターンリバーサル狙いの買いを引き寄せている。

■凸版印刷 <7911>  1,682円  +16 円 (+1.0%)  11:30現在
 凸版印刷<7911>はしっかり。同社とTIS<3626>は19日、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)を組み合わせることにより、物理的には遠く離れた別の場所にいる人物が、あたかも同じ空間内に存在しているかのような状況を作り出し、遠隔でのコミュニケーションを可能にする技術を開発したと発表。この技術は少子高齢化や自動車製造やプラント建設など専門技能の後継者不足といった社会課題を解決するものを目指している。今後について、両社は同技術の更なる改良を進め、製造業や小売業、教育、観光などさまざまな分野へ適用していき、2021年までに関連受注含め約30億円の売り上げを目指すとしている。

■トヨタ自動車 <7203>  6,723円  +60 円 (+0.9%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が4日続伸、ここ全体気迷い相場のなかで意外な強さをみせている。足もとは外国為替市場で1ドル=111円40銭近辺の推移とここ数日の円高基調に歯止めがかかっていることで輸出採算悪化への懸念が後退していることが一つ。しかし直接的な材料となっているのは、前日の米株市場で画像処理半導体大手のエヌビディアが自動運転分における同社との提携拡大などを材料に4%高と大きく買われたことで、これが波及する形となった。

■明治ホールディングス <2269>  8,980円  +70 円 (+0.8%)  11:30現在
 明治ホールディングス<2269>は3日ぶりに反発。SMBC日興証券は19日付で、同社の投資判断を「2」から「1」、目標株価を9000円から1万1000円へそれぞれ引き上げた。同社の売り上げは成長の踊り場にあるが、利益の成長は止めておらず、同業他社と一線を画す同社の利益創出力を評価している。主なポイントは、(1)値上げによる利益を伸ばすことができる食品株であること、(2)20年3月期に不採算事業の構造改革が本格化すること、(3)営業利益の成長率が20年3月期で8%増、今後3年間で年率6.4%増と堅調な伸びを見込めることとしている。19年3月期営業利益について、会社計画の1010億円に対して1000億円(前期比5.6%増)、20年3月期は1080億円を見込んでいる。

●ストップ高銘柄
 シリコンスタジオ <3907>  1,751円  +300 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

日経平均