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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):じげん、コカコーラ、すかいらーく

じげん <日足> 「株探」多機能チャートより
■じげん <3679>  702円  +14 円 (+2.0%)  本日終値
 じげん<3679>は4日続伸、岩井コスモ証券は14日付で投資判断「A」を継続した。目標株価は1300円から900円へ見直した。同社は13日に18年4~12月期の連結業績を公表し、営業利益は前年同期比19%増の29億6200万円となった。人手不足などを追い風に、主力の人材領域を牽引役として業績拡大が続いている。同証券では、19年3月期は会社設立以来、12期連続の増収増益を見込んでいる。自社株買いを発表したことなども株価の支援材料になる、とみている。19年3月期営業利益について、同証券は会社計画と同水準の40億7000万円(前期比23%増)、20年3月期は52億円(今期推定比28%増)を予想している。

■日本工営 <1954>  2,604円  +49 円 (+1.9%)  本日終値
 日本工営<1954>が続伸。同社はきょう、大和ハウス工業<1925>と共同で2月16~22日にかけて、兵庫県三木市緑が丘町で自動運転車両による送迎サービスの実証実験を行うと発表。この実験は政府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動運転(システムとサービスの拡張)」プロジェクトのひとつとして国土交通省と内閣府が実施する取り組みに基づき、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託されて行うもの。このプロジェクトを通じて、戸建住宅団地での新たな移動手段として自動運転を活用した公共交通サービスの実現に向けて検証と課題整理し、2019年度以降のサービス実装を計画している。

■東洋炭素 <5310>  2,081円  -429 円 (-17.1%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 14日に決算を発表。「今期経常は29%減益、前期配当を10円増額・今期も50円継続へ」が嫌気された。
 東洋炭素 <5310> が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。18年12月期の連結経常利益は前の期比89.8%増の70.5億円に拡大したが、19年12月期は前期比29.1%減の50億円に減る見通しとなった。同時に、前期の年間配当を40円→50円(前の期は30円)に増額し、今期も50円を継続する方針とした。
  ⇒⇒東洋炭素の詳しい業績推移表を見る

■コカBJH <2579>  2,955円  -435 円 (-12.8%)  本日終値  東証1部 下落率8位
 14日に決算を発表。「今期最終は29%減益へ」が嫌気された。
 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス <2579> が2月14日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年12月期の連結最終利益は101億円になり、19年12月期は前期比28.8%減の72億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒コカBJHの詳しい業績推移表を見る

■オープンハウス <3288>  3,885円  -560 円 (-12.6%) 一時ストップ安   本日終値
 14日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は13%減益で着地」が嫌気された。
 オープンハウス <3288> が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。19年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比13.2%減の81.5億円に減り、10-3月期(上期)計画の205億円に対する進捗率は39.8%となり、5年平均の41.2%とほぼ同水準だった。
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■関東電化工業 <4047>  816円  -110 円 (-11.9%)  本日終値
 関東電化工業<4047>が急反落。14日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を98億円から96億円(前期比6.1%増)へ、純利益を68億円から67億円(同9.5%増)へ下方修正したことが嫌気された。半導体・液晶用特殊ガス類が、市場環境の悪化により計画を下回る見通しである一方、電池材料が計画を上回る見通しのため、売上高は従来予想の550億円(同7.2%増)で据え置いたが、半導体・液晶用特殊ガス類の高付加価値製品の販売数量が計画を下回る見通しであることが利益を押し下げるとしている。同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高403億7400万円(前年同期比8.3%増)、営業利益67億7000万円(同2.9%増)、純利益48億5200万円(同3.3%増)だった。なお、従来6円を予定していた期末配当を1円増額して7円にするとあわせて発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。

■オプティム <3694>  4,210円  -400 円 (-8.7%)  本日終値
 14日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が赤字転落で着地・10-12月期は赤字拡大」が嫌気された。
 オプティム <3694> が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は5.2億円の赤字(前年同期は2.3億円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒オプティムの詳しい業績推移表を見る

■ソースネクスト <4344>  502円  -45 円 (-8.2%)  本日終値
 14日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は12%減益」が嫌気された。
 ソースネクスト <4344> が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8%増の8.6億円となったが、通期計画の25億円に対する進捗率は34.7%にとどまり、5年平均の79.0%も下回った。
  ⇒⇒ソースネクストの詳しい業績推移表を見る

■電通 <4324>  4,725円  -395 円 (-7.7%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期最終は32%減益、5円増配へ」が嫌気された。
 電通 <4324> が2月14日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年12月期の連結最終利益は前の期比14.4%減の903億円になり、19年12月期も前期比32.0%減の614億円に落ち込む見通しとなった。
  ⇒⇒電通の詳しい業績推移表を見る

■すかいらーく <3197>  1,682円  -125 円 (-6.9%)  本日終値
 すかいらーくホールディングス<3197>は大幅3日続落。14日の取引終了後に発表した19年12月期の連結業績予想で、売上高3700億円(前期比1.0%増)、営業利益220億円(同3.8%減)、純利益110億円(同3.8%減)と増収減益を見込んでいることが嫌気された。デリバリーやテイクアウトの成長に加えて、新店効果で増収を見込むものの、人件費単価の上昇継続や株主優待のコスト負担が利益を圧迫するほか、消費増税などの下振れリスクを織り込んだ。なお、18年12月期決算は、売上高3663億6000万円(前の期比1.9%増)、営業利益228億5700万円(同18.7%減)、純利益114億3800万円(同26.4%減)だった。

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