【材料】三菱製鋼が大幅続落、北米子会社のばね販売減などで19年3月期業績予想を下方修正
菱製鋼 <日足> 「株探」多機能チャートより
米国・カナダの鉄鋼輸入規制に起因した追加関税の影響などから北米子会社で生産混乱が生じ、ばね事業で販売が減少したことから売上高は想定を下回る見通し。これに加えて、室蘭コンビナートの素材供給量減少により減産影響とコストの増加が発生したことや、電極など副資材価格急騰によるコストアップ分の売価転嫁が遅れたことなどが利益を圧迫するという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高949億400万円(前年同期比8.1%増)、営業利益7億6300万円(同68.5%減)、最終損益1億7600万円の赤字(前年同期10億7600万円の黒字)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)