【特集】「元号関連」が17位と根強い人気、4月1日の新元号発表控え関心高まる<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 5G
2 キャッシュレス決済
3 サイバーセキュリティ
4 国土強靱化
5 人工知能
6 バイオテクノロジー関連
7 全固体電池
8 半導体
9 TOPIXコア30
10 量子コンピューター
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「元号関連」が17位にランクインし根強い人気を保っている。
天皇陛下が19年4月30日に退位され、皇太子さまが5月1日に即位される。改元は皇太子さまが新天皇に即位する5月1日に行われる予定だが、安倍晋三首相は新元号について、国民生活への影響を最小限に抑えることを目的に、4月1日公表する方針を明らかにしている。
1カ月前というタイミングで国民生活への影響が最小限に抑えられるかという疑問はあるだろうが、改元に伴い、新元号の記載が必要となるさまざまな印刷物の更新や、コンピューターシステムの更新などで関連する業界には特需が発生することになる。こうした直接的にメリットを受ける業界だけではなく、「新元号元年婚」を狙ったブライダル業界や、国民的な慶祝ムードの高まりで高額品消費の盛り上がりが期待できる百貨店業界などへも関心が波及。“改元”のタイミングが近づくにつれ、メリットを受ける銘柄の裾野は広がっているようにみえる。
この日は、印刷業界の共立印刷<7838>が大幅高しているほか、凸版印刷<7911>、光村印刷<7916>、AmidAホールディングス<7671>もしっかりとなっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)