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【材料】<動意株・4日>(大引け)=ガンホー、ユークス、日本一ソフトウェアなど

 ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>=急反発。同社は1日取引終了後、18年12月期の本決算を発表し、18年12月期営業利益は前年比22.7%減の265億7700万円だった。ただ、10~12月期連結売上高は303億3700万円と7~9月期比で59%増、営業利益は同85%増の93億1100万円と大幅な増収増益となっている。18年10月末から実施したイベントにより「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のMAU(月間アクティブユーザー)は活性化し、「Ragnarok M」も18年10月末から順次に東南アジア、北米・南米・オセアニアへも配信を開始している。これらの施策によって、業績は急回復している。同時に、10株を1株とする株式併合や、自己株式取得枠設定を発表。50億円を上限(取得株数や取得期間は未定)に、3月22日開催予定の株主総会で承認可決を得られれば実施する予定としている。

 ユークス<4334>=後場に入ってストップ高。同社はきょう、自社開発のAR Live System「ALiS ZERO」を使い、「22/7計算中」及び「バーチャルYouTuber 藤間桜『22/7公式』チャンネル」の制作に携わっていることを明らかにした。「22/7(ナナブンノニジュウニ)」とは、秋元康氏が総合プロデュースする11人のデジタル声優アイドルグループで、「22/7計算中」は8人のキャラクターがスタジオでのトークやロケに挑戦する新趣向のバラエティー番組。また、「バーチャルYouTuber 藤間桜『22/7公式』チャンネル」は、22/7のメンバーがバーチャルYouTuberとして出演するYouTubeチャンネルだという。

 日本一ソフトウェア<3851>=後場急伸。フォワードワークス(東京都港区)はきょう、日本一ソフトウェアと共同開発しているスマートフォン向けゲーム「魔界戦記ディスガイア(仮)」の情報公開日を2月7日に決定したと発表。期待感が高まるかたちとなっているようだ。「魔界戦記ディスガイア」シリーズは、2003年1月に第1作目のプレイステーション2用ソフトウェア「魔界戦記ディスガイア」が発売され、現在も人気シリーズとして多くのファンに支持されているゲーム。なお、きょうからカウントダウンサイトの公開及び公式ツイッターでプレゼントキャンペーンを開始している。

 大塚商会<4768>=ストップ高。同社は1日取引終了後に、18年12月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比8.3%増の480億5800万円(従来予想は473億円)と上振れ着地し、期末一括配当を従来計画比12円50銭増額の85円にすると発表した。売上高は同9.9%増の7598億7100万円(従来予想は7200億円)となった。パソコンやパッケージソフト、受託ソフトなどの売り上げが伸びたほか、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」も堅調に推移した。あわせて、19年12月期通期の連結業績予想も公表し、売上高は8030億円(前期比5.7%増)、営業利益は504億円(同4.9%増)を見込む。年間配当は前期比5円増配の90円を計画している。

 ショーワ<7274>=急反騰。同社は前週末1日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を285億円から295億円(前期比16.6%増)へ、純利益を173億円から181億円(同30.6%増)へ上方修正したことが好感されている。足もとで2輪車用製品の販売が増加する一方、ステアリング製品の販売が減少していることや為替換算の影響で売上高が減少していることから、売上高は2840億円(同2.7%減)の従来予想を据え置いたが、原価低減効果などが寄与し利益は上方修正する見通し。なお、想定為替レートは1ドル=108円から110円へ、1元=16.2円から16.4円へ見直されている。

 セントラル硝子<4044>=大幅反発。同社は1日取引終了後に、19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は76億9900万円(前年同期比69.5%増)となり、通期計画80億円に対する進捗率は96.2%に達した。売上高は1730億3900万円(同2.9%増)で着地した。医薬品関連製品の販売が好調に推移したほか、半導体用途の特殊ガス関連製品やリチウムイオン電池用電解液製品の出荷が増加。また、利益面では業務の効率化及び合理化施策を進めたことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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