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【通貨】外為サマリー:1ドル109円60銭台で推移、黒田総裁会見への反応は限定的

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=109円60銭前後と、前週末午後5時時点に比べ20銭弱のドル高・円安となっている。

 欧州時間のドル円相場は、109円60銭台を中心にもみ合う展開となっている。世界経済の減速懸念がドルの上値を抑える一方、日銀金融政策決定会合で現状の緩和政策が維持されたことから円も買いにくい状況。時間外取引のNYダウ先物や米10年債利回りは小動きで、手掛かり材料に乏しい状況となっている。なお、日銀の黒田総裁が午後3時30分から行った会見では、物価見通しを引き下げたことについて「原油価格の下落によるところが大きく、影響は一時的」「物価2%の達成時期が大きく先送りされたわけではない」などと発言したが、相場の反応は限定的となっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=124円53銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1362ドル前後と同0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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