【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 北興化、小島鉄、中北製 (12月28日大引け後 発表分)
北興化 <日足> 「株探」多機能チャートより
12月28日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
北興化 <4992> ★前期経常を一転14%増益・最高益に上方修正
◆18年11月期の連結経常利益を従来予想の31億円→40.5億円に30.6%上方修正。従来の12.5%減益予想から一転して14.4%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。農薬の国内販売が減少したものの、ファインケミカル製品で好採算品へのシフトが進んだうえ、製造原価の低減や販管費の抑制も寄与し、採算が大きく改善した。海外企業からの受取配当金を計上したことも利益を押し上げた。
小島鉄 <6112> [東証2] ★前期経常を2.8倍上方修正
◆18年11月期の経常利益(非連結)を従来予想の4000万円→1億1300万円に2.8倍上方修正。大型油圧プレス機2台をはじめ、翌期に納品を予定する案件の工事が想定以上に進み、売上高が計画を11.8%も上回ったことが寄与。原価低減なども上振れに貢献した。
中北製 <6496> [東証2] ★今期経常を45%上方修正
◆19年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の9.5億円→13.8億円に45.3%上方修正。減益率が48.7%減→25.5%減に縮小する見通しとなった。海外舶用関連のスポット案件やメンテナンス関連の受注が想定より伸びることが収益を押し上げる。
★「お年玉企画」など、【新春特集】“26本”の記事一覧はここをクリック!
株探ニュース