【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＮａＩＴＯ、パレモ・ＨＤ、瑞光　(12月21日～27日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から28日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＮａＩＴＯ <7624>
　19年2月期の連結経常利益を従来予想の10.5億円→11.6億円(前期は9.6億円)に10.5％上方修正し、増益率が9.4％増→20.8％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　瑞光 <6279>
　19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の11.8億円に急拡大したが、通期計画の19.8億円に対する進捗率は59.8％にとどまり、5年平均の71.1％も下回った。

★No.4　ＫＴＫ <3035>
　19年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比22.3％増の1.1億円に伸び、9-2月期(上期)計画の1.4億円に対する進捗率は81.0％に達し、5年平均の45.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7624> ＮａＩＴＯ 　　ＪＱ 　 +17.28 　 12/26　　　3Q　　　 22.27
<6279> 瑞光 　　　　　東２ 　 +13.26 　 12/26　　　3Q　　　161.10
<2778> パレモ・ＨＤ 　ＪＱ　　 +6.97 　 12/25　　　3Q　　　-28.02
<3035> ＫＴＫ 　　　　ＪＱ　　 +2.67 　 12/25　　　1Q　　　 22.34

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース