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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、96%の銘柄が下落し新安値1300弱

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 21日前引けの日経平均株価は前営業日比363円28銭安の2万29円30銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は8億6231万株、売買代金概算は1兆3724億6000万円。値上がり銘柄数は80、対して値下がり銘柄数は2038、変わらずは12銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、リスク回避の売りが加速した。前日の米国株市場ではNYダウが一時700ドル近い下げをみせるなど波乱相場の様相を呈しており、東京市場もこの流れを引き継ぐ格好となった。為替が円高に振れていることや、アジア株市場が全面安となっていることも投資家心理を悪化させている。値下がり銘柄数は2000を超え、東証1部全体の約96%に達し新安値は1300近くに達した。

 個別では任天堂<7974>が大幅安、ファーストリテイリング<9983>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も売られた。トヨタ自動車<7203>が安く、村田製作所<6981>も下値を探った。アイ・エス・ビー<9702>がストップ安、日本ハウスホールディングス<1873>、N・フィールド<6077>なども大きく値を下げた。半面、武田薬品工業<4502>が強く、ソフトバンク<9434>も続伸。東京エレクトロン<8035>も底堅さを発揮した。コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>が大幅高。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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