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【材料】ペプチドリームは反発、米メルクから2回目の技術ライセンス料を受領へ

ペプドリ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ペプチドリーム<4587>は反発している。20日の取引終了後、米国メルク・アンド・カンパニー(米国とカナダ以外ではMSD)との間で18年6月に締結した独自の創薬開発プラットフォームシステム「PDPS」の非独占的ライセンス許諾契約に関して、技術移転の第1ステップが順調に終了し、2回目の技術ライセンス料を受領することになったと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。

 同契約では、ペプドリは複数の段階に分けて設定していた技術ライセンス料、マイルストーンフィー及び同化合物が上市に至った際の売り上げ金額に応じたロイヤルティーを受け取ることになっている。なお、金額については非開示としている。

 また同時に、ミラバイオロジクス(東京都目黒区)と、「PDPS」技術の特許の一部に関する実施許諾契約を締結したと発表しており、これも好材料視されているようだ。同契約の締結に伴い、ペプドリはミラバイオロジクスから契約一時金を受け取るほか、事業の進捗に応じてあらかじめ設定しているクライテリアを達成した場合にマイルストーンフィーや、製品化後は売り上げ金額に応じたロイヤルティーを受け取ることになる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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