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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 エニグモ、神戸物産、イーソル (14日大引け後 発表分)

エニグモ <日足> 「株探」多機能チャートより

 14日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 エニグモ <3665> [東証M]  ★2-10月期(3Q累計)経常が51%増益
 ◆19年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比50.8%増の14.7億円に拡大して着地。マーケティングの刷新が奏功し、個人輸入代行ソーシャル通販サイト「バイマ」の新規登録会員、総取扱高がとも増加し、出品者と購入者から受け取る手数料収入が拡大したことが寄与。
  通期計画の17.4億円に対する進捗率は84.8%に達しており、業績上振れが期待される。

 神戸物産 <3038>   ★今期経常は3%増で6期連続最高益、実質増配へ
 ◆18年10月期の連結経常利益は前の期比0.3%増の158億円と減益予想から一転して増益で着地。続く19年10月期は前期比3.0%増の163億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期も引き続き「業務スーパー」の拡大に注力し、純増25店舗(期末838店舗)を計画する。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を60円→65円に増額修正。今期は35円とし、10月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は7.7%増配とする方針とした。

 リーガル不 <3497> [東証M]  ★8-10月期(1Q)経常は5.6億円で着地
 ◆19年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は5.6億円で着地。主力の不動産ソリューション事業で再生不動産の販売が順調に伸びたほか、不動産賃貸事業では保有不動産の高稼働率を維持し、高収益を確保した。
  上期計画の7.4億円に対する進捗率は75.5%に達しており、業績上振れが期待される。

 システムサポ <4396> [東証M]  ★上期経常を51%上方修正
 ◆19年6月期上期(7-12月)の連結経常利益を従来予想の1.5億円→2.2億円に50.7%上方修正。不動産業向けERP製品の導入案件やデータベースの導入・運用案件、クラウドサービスの導入支援など、既存顧客からの受注が想定より伸び、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

 イーソル <4420> [東証M]  ★今期経常最高益予想を30%上乗せ
 ◆18年12月期の連結経常利益を従来予想の4億7700万円→6億2200万円に30.4%上方修正。増益率が7.2%増→39.8%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。自動車関連を中心に組込みソフトウエア事業が好調に推移するなか、計画していた投資案件や基幹システムの導入が来期以降へずれ込むことが利益を押し上げる。持ち分法適用関連会社との取引にかかる未実現利益の調整額がプラス転換することも上振れの要因となる。

 MSOL <7033> [東証M]  ★今期経常は34%増で4期連続最高益更新へ
 ◆18年10月期の連結経常利益は前の期比65.6%増の3.1億円に伸びて着地。続く19年10月期も前期比34.2%増の4.2億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期もプロジェクトマネジメント支援サービスの新規顧客開拓を進め、30.0%の大幅増収を見込む。

 アイリック <7325> [東証M]  ★上期経常を2.1倍上方修正
 ◆19年6月期上期(7-12月)の連結経常利益を従来予想の7300万円→1億5400万円に2.1倍上方修正。来店型保険ショップの直営店で成約率が向上したほか、法人向け保険販売も好調に推移し、保険販売事業の収益が想定より伸びることが寄与。

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