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【材料】シンバイオ製薬---3Q増収、トレアキシンの製品販売が引き続き好調

シンバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより

シンバイオ製薬<4582>は9日、2018年12月期第3四半期(18年1-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比25.5%増の30.32億円、営業損失が19.07億円(前年同期は35.08億円の損失)、経常損失が19.37億円(同35.46億円の損失)、四半期純損失が19.40億円(同35.46億円の損失)となった。

当第3四半期累計期間の売上高は、業務提携先のエーザイ<4523>を通して国内販売を行っている抗がん剤のトレアキシンの製品販売等により、増収となった。一方で、販売費及び一般管理費は、トレアキシンの注射剤、経口剤及びリゴセルチブの注射剤、経口剤の臨床試験費用が発生したこと等により、研究開発費として12.93億円(前年同期比52.3%減)を、その他の販売費及び一般管理費として15.38億円(前年同期比4.6%増)を計上したことから、合計で28.31億円(前年同期比32.3%減)となり、営業損失の損失額が減少した。
2018年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比22.0%増の42.01億円、営業損失が29.81億円、経常損失が30.44億円、当期純損失が30.56億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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