【特集】「TOPIXコア30」関連がランクイン、反転上昇相場の牽引役として期待<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 QRコード
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3 サイバーセキュリティ
4 5G
5 日経中国関連株50
6 セルフレジ
7 電子マネー
8 TOPIXコア30
9 電子決済代行サービス
10 RPA
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「TOPIXコア30」関連が8位にランクインしている。
「TOPIX(東証株価指数)コア30」は、ニューインデックスシリーズの一つで、東証1部市場全銘柄のうち、時価総額、流動性で特に上位にある30銘柄で構成された株価指数だ。日本のリーディングカンパニーでもある30社を集めていることから、主力大型株の動向を判断するのに使われる。また、毎年10月に構成銘柄の見直しが実施されるが、今年はその結果が5日に東証から発表され、リクルートホールディングス<6098>と花王<4452>の2銘柄が追加採用となり、日産自動車<7201>とデンソー<6902>の2銘柄が除外された。
30銘柄のうち、ほとんどが日経225種指数の採用銘柄であることから、株価指数先物の変動に大きく左右されやすい面もある。また、各業種の日本を代表する主力銘柄が揃っていることから、海外投資家の有力な投資対象ともなっている。
10月初めからの全体相場の急落を経て、今後は底打ちから戻り相場への期待感が高まるなかで、比較的良好な業績推移に比べて大きく売り込まれた電機や自動車、精密機器、機械などの輸出関連銘柄や、PER面で一段と割安が顕著となっている大手商社やメガバンクなどに関心が集まりそうだ。また、個別銘柄では配当利回りが5%台と極めて高水準にあるJT<2914>、好業績予想の信越化学工業<4063>、任天堂<7974>、村田製作所<6981>、アステラス製薬<4503>にも注目したい。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)