【材料】ブイキューブ---国家戦略特区における遠隔服薬指導向けシステムに同社SDK提供による支援を実施
ブイキューブ <日足> 「株探」多機能チャートより
ブイキューブ<3681>は26日、同社のコミュニケーションツール「Agora. io Video SDK」の提供を通じて、ミナカラ(本社:東京都港区)が国家戦略特区における遠隔服薬指導事業向けに開発したシステムに対する支援を行うことを発表。
ミナカラが開発したシステムは、患者と薬局等の医療機関をつなぎ、オンライン診療・遠隔服薬指導から医薬品の受け取りまでを一貫して管理・実施できるシステムで、国内で実現するのは初という。患者が在宅のまま診療を受けられるオンライン診療の普及が進んでいるが、国家戦略特区においては、患者に対して薬剤師がテレビ電話やオンラインシステムなどにより遠隔で服薬指導を行うことが認められている。薬剤遠隔指導は、オンライン医療の実現において重要な要素とされている。
今回、オンライン診療・遠隔服薬指導に使用される同社のSDKは、双方向コミュニケーションに強みを持つソフトウェア開発キットで、アプリケーション開発の期間とコストを最小限に抑えることが期待される。通信環境やデバイスに制限されることなく、ネットワーク切断することなく安定して利用することができる特長がある。
同社では、ミナカラのシステムへの同SDKの提供を通じて、医療分野でのワンストップのビジュアルコミュニケーションの実現、同領域の更なる事業拡大を図っていく考えだ。
《SF》
提供:フィスコ