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【経済】トルコリラに買いチャンス到来か? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。トルコリラが上昇していますね。今回は、気になるトルコリラについてのレポートをご紹介します。

トルコがクーデター未遂事件の支援疑惑から米国人牧師のアンドリュー・ブランソン氏を拘留、アメリカは釈放を求めたのですがトルコ側はこれを拒否したことで、トルコの対米関係が懸念され、トルコリラ売りの一因となっていました。

松永さんのレポートでは、トルコリラの上昇要因について『ポンペオ米国務長官は23日、トルコで拘束されている米国人牧師について、今週にもトルコ政府高官と協議する見通しであることを明らかとしました。それに反応してトルコリラが上昇しております』と伝えています。続けて、『一方、トルコ大統領府の報道官は24日、「トルコの裁判所は米国人牧師に関する決定を下す」と述べております。消息筋によると、10月12日に開かれるトルコでの裁判で米国人牧師が釈放される公算が高いことを伝えております』と述べています。

両国の関係修復には、ブランソン牧師の解放が条件となっていましたが、それがクリアになればトルコリラ高につながりますよね。レポートでは『今週開催予定のポンペオ米国務長官とトルコ高官との協議で、米国人牧師の釈放に向けた話し合いが進むことになれば、トルコリラが更に上昇する可能性もあります』と分析しており、『10月12日の裁判で米国人牧師の釈放が決定すれば、米国による対トルコ経済制裁が解除される可能性も高まり、それによりトルコリラが更に上昇する可能性もあります』との見解を伝えています。

最後に、『ここは、トルコリラに対する強気な見方も一考かもしれません』とまとめています。甘い見通しは禁物ですが、買いチャンスとなるかもしれませんね。参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の9月25日付「トルコリラ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

 提供:フィスコ

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