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【材料】泉州電業---3Qは営業利益が18.3%増、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移

泉州電 <日足> 「株探」多機能チャートより

泉州電業<9824>は3日、2018年10月期第3四半期(17年11月-18年7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.6%増の607.42億円、営業利益が同18.3%増の27.45億円、経常利益が同17.0%増の29.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.9%増の20.24億円となった。

電線業界は、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均794千円と前年同期平均686千円に比べ15.7%上昇した。

提案型営業の推進、販売体制の強化を図るため北関東特販営業所の新設、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。
その結果、建設需要の緩やかな持ち直しや銅価格の上昇による増収効果要因に加え、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移し、増収増益となった。

2018年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の810.00億円、営業利益が同12.1%増の35.90億円、経常利益が同10.6%増の38.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.2%増の25.70億円とするとする予想を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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