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【材料】タツモが一時10%安と大幅続落、公募増資による希薄化など懸念 21日付で東証1部に指定

タツモ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タツモ<6266>が大幅続落。株価は一時、前日に比べ10%安に売られた。31日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て9月21日付で東証1部へ指定されることになったと発表した。東証1部指定の記念配当2円も実施する予定だ。ただ、同時に公募増資を実施することを発表しており、この日は公募に伴う1株当たり利益の希薄化などを懸念する売りが膨らんでいる。

 173万9200株の公募増資と上限26万800株のオーバーアロットメントによる売り出し・第三者割当増資を行う。調達金額は約24億1100万円で、主に新社屋と研究棟の建設にかかる設備投資資金や研究開発資金などに充てる。発行済み株式数は最大で約17%増える見込み。発行価格は9月10日から12日のいずれかの日に決定する。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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