市場ニュース

戻る
 

【材料】日製鋼が反落、国内大手証券が目標株価を引き下げ

日製鋼 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本製鋼所<5631>が反落している。SMBC日興証券が27日付で、投資評価「1」を継続しつつ、目標株価を4900円から3500円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。

 同証券では第1四半期決算を受けて、19年3月期におけるEVセパレータ用フィルムシート装置の受注高予想を380億円から130億円に引き下げた。従来は19年3月期下期から受注が回復すると予想していたが、セパレータ価格の下落により、中国セパレータメーカーの投資が再開されるタイミングは20年3月期以降にずれ込むと予想。19年3月期に受注残を消化することで、フィルムシート装置の売上高は19年3月期の280億円から、20年3月期は180億円と大きく減少すると予想し、19年3月期の営業利益予想を257億円から255億円へ、20年3月期を同305億円から255億円へ下方修正している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均