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【材料】川辺---1Q主力商材ハンカチーフの販売回復により増収

川辺 <日足> 「株探」多機能チャートより

川辺<8123>は9日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.6%増の36.63億円、営業損失が0.88億円(前年同期は1.11億円の損失)、経常損失が0.48億円(同0.78億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が同0.50億円(同0.49億円の損失)となった。

身の回り品事業の売上高は、売上構成比の高い主力商材ハンカチーフの販売回復が大きな要因となり、前年同期比2.9%増となった。ハンカチーフは、新ブランドの投入が寄与し、イベントを積極的に増やしたことで、市場占有率が向上し、前年同期比1.8%増となった。タオル・雑貨は、テレビ通販のタオルが苦戦したが、OEMの販売が好調に推移し、前年同期比14.5%増となった。

フレグランス事業全体の売上高は前年同期比34.8%増となった。百貨店におけるメゾンブランド商品の販売と、ホールセールにおける同社主力商品であるラグジュアリーブランド商品の売上が伸長した。

全事業としては前年同期と比べ、売上が伸長した結果、営業損失、経常損失は減少したが、法人税等が増加した影響から、親会社株主に帰属する当期純損失は増加となった。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比2.0%増の166.00億円、営業利益が同23.7%増の4.70億円、経常利益が同20.7%増の5.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の3.40億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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