【特集】「TOPIXコア30」関連が上位にランクイン、戻り相場の牽引役として期待<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 全固体電池
2 人工知能
3 iPS細胞
4 TOPIXコア30
5 カジノ関連
6 5G
7 リチウムイオン電池
8 電気自動車関連
9 サイバーセキュリティ
10 JPX日経400
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「TOPIXコア30」関連が4位にランクインしている。
「TOPIX(東証株価指数)コア30」は、ニューインデックスシリーズの一つで、東証1部市場全銘柄のうち、時価総額、流動性で特に上位にある30銘柄で構成された株価指数だ。日本のリーディングカンパニーでもある30社を集めていることから、主力大型株の動向を判断するのに使われる。なお、毎年10月に構成銘柄の見直しが実施される。
30銘柄のうち、ほとんどが日経225種指数の採用銘柄であることから、株価指数先物の変動に大きく左右されやすい面もある。また、各業種の日本を代表する主力銘柄が揃っていることから、海外投資家の有力な投資対象ともなっている。
今後、戻り相場への期待感が高まるなかで、想定為替レートに比べて円安・ドル高が進行していることに伴い、電機や自動車、精密機器、機械などの輸出関連銘柄や、PER面で割安な大手商社やメガバンクなどに関心が集まりそうだ。また、個別銘柄では配当利回りが5%を超えている日産自動車<7201>、4%台後半のJT<2914>、好業績予想の信越化学工業<4063>、任天堂<7974>、村田製作所<6981>にも注目したい。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)