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【市況】個別銘柄戦略:シャープやアドバンテストに注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

26日の米国市場では、NYダウが112.97ドル高の25527.07、ナスダック総合指数が80.05pt安の7852.19。シカゴ日経225先物は大阪日中取引比60円高の22620円。本日早朝の為替は1ドル111円台前半で、前日比大引け時点より50銭程度の円安。このため、自動車や電子部品、銀行といった主力銘柄に買い安心感が広がりやすい。ナスダック総合指数が下落したが、フェイスブック急落の寄与が大きく、日本株はダウになびく形で上昇が予想される。ただ、週末であることに加え、大引け後には4-6月期決算発表が控えているため、後場は手じまい売りが厚みを増し、上値が重くなりそうだ。一方、日銀金融政策決定会合(31日結果発表)でのETF購入ルール変更の思惑から昨日はファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>など日経平均の高寄与度に売り圧力が増したが、本日はこれら値がさ株に対する買い戻しの動きも期待されよう。格上げや強気の新規格付けが観測されている信越化<4063>、ラクスル<4384>、メルカリ<4385>、オービック<4684>、シャープ<6753>、アドバンテスト<6857>、KOA<6999>、KDDI<9433>などに注目。
《US》

 提供:フィスコ

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