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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月27日記)


 日経平均株価は、昨日の高値2万2717円付近で上値の重い動きがあらわれるか否かが焦点となります。

 本日の価格が25日の終値2万2614円以上で引けると、終値ベースで上値、下値を切り上げる流れを作ります。

 この動きは、最近の反発調が下降途中の小幅調整ではないことを示す動きになるので、現在が時間待ちの状態(下げ難い状況があるので、しばし方向感のない展開になる)へ入っているか、5月21日の高値2万3050円を一時的にせよ越える上げ場面になるかのどちらかが考えられます。

 後者なら、週明け後の寄り付き値が上放れて、7月18日の高値2万2949円へ接近する程度まで上げていると考えられます。

 現在が下降途中の動きの場合、本日は2万2717円前後で上値を抑えられて、引けにかけて2万2614円以下まで下げる展開が考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。

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